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本日もエロ日和なり
第11章 その11
加奈恵はそそっかしい部分もあるのか、
整体の施術だというのにスカートで訪れてしまう時もあった。
都度「ジャージなど動かし易い服装でお願いします」と伝えた。
が、その日も慌てて来院したようで…
ロングスカートであった。
仕方ない。
僕はたまにスカートで来院してくる客用に、
未使用の自分のジャージを用意していた。
着替えてもらう。
加奈恵は「慌てて出て来ちゃってすみません!」とかなり恐縮している。
施術を終えて一息ついた加奈恵は、
「あ、そうだ。
先生失礼じゃなければ」とクッキーをくれた。
「子供に作ったが、
市販のが美味しいと言って半分も残した」のだそう。自分も食べたが、いつも丁寧に施術してくれて本当に助かるから……と取っておいたと言う。
きちんとラッピングし、
渡されたクッキー。
僕は夕方、
空いた時間に珈琲と共にいただいた。
ジンジャーの風味が広がり程よい甘さ。
星型に作ってある。
僕はトキメキが増大するのを防げず、
悶々としてしまった。
患者である以上は、
踏み込めない……。
しかし、それ故に想いは増すばかり。
整体の施術だというのにスカートで訪れてしまう時もあった。
都度「ジャージなど動かし易い服装でお願いします」と伝えた。
が、その日も慌てて来院したようで…
ロングスカートであった。
仕方ない。
僕はたまにスカートで来院してくる客用に、
未使用の自分のジャージを用意していた。
着替えてもらう。
加奈恵は「慌てて出て来ちゃってすみません!」とかなり恐縮している。
施術を終えて一息ついた加奈恵は、
「あ、そうだ。
先生失礼じゃなければ」とクッキーをくれた。
「子供に作ったが、
市販のが美味しいと言って半分も残した」のだそう。自分も食べたが、いつも丁寧に施術してくれて本当に助かるから……と取っておいたと言う。
きちんとラッピングし、
渡されたクッキー。
僕は夕方、
空いた時間に珈琲と共にいただいた。
ジンジャーの風味が広がり程よい甘さ。
星型に作ってある。
僕はトキメキが増大するのを防げず、
悶々としてしまった。
患者である以上は、
踏み込めない……。
しかし、それ故に想いは増すばかり。