この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
本日もエロ日和なり
第12章 その12 あっ、ココにも長編が☆
俺は多忙過ぎて、
熱を出した。
さすがにキツイ。
部長に患者に移ると迷惑だとはっきり指摘され、
2日間自宅で休むことになった。
風邪の症状だった。
アイスノンで頭部を冷やし、風邪薬を飲んで眠っていた。
ピーンポーン……
インターホンが鳴る。
(誰だよ…………)
宅配便すら大学病院宛にしてあるし、
知人と言っても同僚か先輩か看護師くらいだから用事があればスマホに連絡はあるだろう。
怠さに億劫になって放置していると、数回ピンポーンと響いてカチャリと鍵が開く音がして驚いた。
――――デジャブ。
いや、違うなフラッシュバックか。
ゆっくり起き上がると、
「あらっ?居るの?」
「……母さん!!」
久しぶりに見てビックリする。母は、髪がショートカットになっただけで全く変わっていない。少し色を入れた茶髪に、ふっくらした白い肌。眼鏡。紫色のニットとロングスカートに、紺のジャケットを羽織っている。
「あらぁ、風邪?
多忙過ぎるんでしょ。」
たくさん袋を下げてスタスタ入ってきた。
「………住所しか言わないんだもの、
心配にもなるわよ……」
ああ、寝てなさいな、と言い下着やTシャツ・シャンプーやリンス・歯ブラシを袋から出して洗面所に仕舞う。
「食べれるの?」
「……ケホッ、うん、少しは」
母親はお粥を炊き、
梅干しをのせて寝室に持ってきた。
スプーンで掬って食べる。
「これも飲むのよ」と卵酒も淹れた。
「………鍵はね、
管理人さんに頼んで貸していただいたの」
なるほど………
熱を出した。
さすがにキツイ。
部長に患者に移ると迷惑だとはっきり指摘され、
2日間自宅で休むことになった。
風邪の症状だった。
アイスノンで頭部を冷やし、風邪薬を飲んで眠っていた。
ピーンポーン……
インターホンが鳴る。
(誰だよ…………)
宅配便すら大学病院宛にしてあるし、
知人と言っても同僚か先輩か看護師くらいだから用事があればスマホに連絡はあるだろう。
怠さに億劫になって放置していると、数回ピンポーンと響いてカチャリと鍵が開く音がして驚いた。
――――デジャブ。
いや、違うなフラッシュバックか。
ゆっくり起き上がると、
「あらっ?居るの?」
「……母さん!!」
久しぶりに見てビックリする。母は、髪がショートカットになっただけで全く変わっていない。少し色を入れた茶髪に、ふっくらした白い肌。眼鏡。紫色のニットとロングスカートに、紺のジャケットを羽織っている。
「あらぁ、風邪?
多忙過ぎるんでしょ。」
たくさん袋を下げてスタスタ入ってきた。
「………住所しか言わないんだもの、
心配にもなるわよ……」
ああ、寝てなさいな、と言い下着やTシャツ・シャンプーやリンス・歯ブラシを袋から出して洗面所に仕舞う。
「食べれるの?」
「……ケホッ、うん、少しは」
母親はお粥を炊き、
梅干しをのせて寝室に持ってきた。
スプーンで掬って食べる。
「これも飲むのよ」と卵酒も淹れた。
「………鍵はね、
管理人さんに頼んで貸していただいたの」
なるほど………