この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
本日もエロ日和なり
第12章 その12 あっ、ココにも長編が☆
ウラヤマシイ、か。
あっ。俺は唐突に思う。
「じゃあさ、俺が『何でこの人はこうするのか?』って思う人って珍しいか?」
「珍しいね。
極めて稀なんだろうなー。何、美咲って人ではないよね」
「うん。違う……
遠い親戚の、中学生の子。女子。」俺は誤魔化した。
「不登校?」
「………それは、大丈夫だけど。
偽ってる?ような感じ………かな」
「援交とかか?」
「あ、そんな感じ。」
「………実際は大体が家庭問題だったりするんだよ。親子間の役割が逆転しちゃったりな。本人が不満や不安みたいな感情を自覚できないならば、
周りのサポートも大事だろうな。援交とかなら、『皆やってるから』って理由もあるしねぇ」
「メンタルが不安定な感じでは無いんだよ」
俺は苦めの珈琲を舌で転がした。
「じゃ単なる欲求じゃないの」
「…………欲求」
「あれが欲しい、
こうしたい、食べたい、行きたい…。単純な欲求。
生物には皆あるよね」
カチャカチャとスプーンの音を立ててそれぞれ食べる。
「何か気になってさ。
その子のこと。
自分でもどうしたのかなと思うよ」
「…………もしや……」
「もしや?」「恋とか愛とか?」
不釣り合いな言葉が出てきてギョッとした。
あっ。俺は唐突に思う。
「じゃあさ、俺が『何でこの人はこうするのか?』って思う人って珍しいか?」
「珍しいね。
極めて稀なんだろうなー。何、美咲って人ではないよね」
「うん。違う……
遠い親戚の、中学生の子。女子。」俺は誤魔化した。
「不登校?」
「………それは、大丈夫だけど。
偽ってる?ような感じ………かな」
「援交とかか?」
「あ、そんな感じ。」
「………実際は大体が家庭問題だったりするんだよ。親子間の役割が逆転しちゃったりな。本人が不満や不安みたいな感情を自覚できないならば、
周りのサポートも大事だろうな。援交とかなら、『皆やってるから』って理由もあるしねぇ」
「メンタルが不安定な感じでは無いんだよ」
俺は苦めの珈琲を舌で転がした。
「じゃ単なる欲求じゃないの」
「…………欲求」
「あれが欲しい、
こうしたい、食べたい、行きたい…。単純な欲求。
生物には皆あるよね」
カチャカチャとスプーンの音を立ててそれぞれ食べる。
「何か気になってさ。
その子のこと。
自分でもどうしたのかなと思うよ」
「…………もしや……」
「もしや?」「恋とか愛とか?」
不釣り合いな言葉が出てきてギョッとした。