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本日もエロ日和なり
第15章 その15
左手薬指にリングはない。

既婚者で着けない女性もたまに居るが、
左山さんは独身っぽい。
お客様は大人しい人でも多少は自分の話をする人がほとんど。
左山さんは髪質と髪型と名前以外全く情報がない。
(ということは、
やはり彼氏とのsexが…)

こう悶々としながらも手先はハサミを持ち滑らかに動くのだから、
習慣というのは恐ろしい。

左山さんがパラリと次ページを捲ったので半ば安堵し半ば残念に思う。


しかし、次ページには男女が絡んでいる写真がアップで掲載されていた。

しかも女性の上半身は裸のため、
ボクから見るとエロ写真集のようなもの。


隣の席は少し空いているし、
ボクからしか見えない位置に雑誌ページがある。
ボクと左山さんだけ、か…………

「左山さん、
前髪は前と同じでいいですよねっ」
テンパって訊ねてしまう。

左山さんは無表情で「はい。同じでお願いします」
と大きな瞳を向けて言い、また雑誌のエロ特集へと視線を戻した。


何をそんなに真剣に読むのか?
という位必死に読んでいる。。


結局左山さんは切っている間じゅう、
エロ特集のみ熟読していた。
たまに頷き、
小声で「う〜ん…」と呟いていた。
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