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本日もエロ日和なり
第17章 その17
燿大くんは鼻を啜りながら、
「ごめんなさい……
ケンカばかりだったけど、俺はまだ愛美を好きだったから。
情けねぇな……
本当にごめん」
「………仕方ないよ。
愛美も悪かったと思うし……
予想外の事だもの」
話しているうち、
気の毒になってきた。
燿大くんは、
「もし迷惑じゃなければ………
西野さんから俺に愛美の様子を教えて欲しいんだ」と言う。
「たまに、
時間があるときにでいい。本当に申し訳ないけど…」
あたしは(そんな事してたら、傷が広がるだけなのにな)と思いつつも同情心から「たまになら構わない」と返事をしてTELを切った。
(愛美には伏せとこう。
大事な時期だしね)
田畑さん、叶井さんともたまにメッセージのやり取りをしていた。
叶井さんは好みで、
同じ趣味(洋画好き)であることが分かり……
土曜の午後に映画を観に行く約束をした。。
あたしはワクワクして、
仕事中もニコニコしている。
「………おや、
受付の姉さんよ。良い事でもあったんかいのぅ………」
お年寄り患者が顔を覗き込みそう言う。以前耳鼻咽喉科までご案内した男性だ。
(さすがに年の功。
鋭い!)
思いながらもニヤニヤしてしまう。
「ごめんなさい……
ケンカばかりだったけど、俺はまだ愛美を好きだったから。
情けねぇな……
本当にごめん」
「………仕方ないよ。
愛美も悪かったと思うし……
予想外の事だもの」
話しているうち、
気の毒になってきた。
燿大くんは、
「もし迷惑じゃなければ………
西野さんから俺に愛美の様子を教えて欲しいんだ」と言う。
「たまに、
時間があるときにでいい。本当に申し訳ないけど…」
あたしは(そんな事してたら、傷が広がるだけなのにな)と思いつつも同情心から「たまになら構わない」と返事をしてTELを切った。
(愛美には伏せとこう。
大事な時期だしね)
田畑さん、叶井さんともたまにメッセージのやり取りをしていた。
叶井さんは好みで、
同じ趣味(洋画好き)であることが分かり……
土曜の午後に映画を観に行く約束をした。。
あたしはワクワクして、
仕事中もニコニコしている。
「………おや、
受付の姉さんよ。良い事でもあったんかいのぅ………」
お年寄り患者が顔を覗き込みそう言う。以前耳鼻咽喉科までご案内した男性だ。
(さすがに年の功。
鋭い!)
思いながらもニヤニヤしてしまう。