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本日もエロ日和なり
第17章 その17
週末へ向かい、
忙しく仕事をこなしていた金曜のこと。
夜自宅でのんびりしていると、
燿大くんから着信があった。
「ごめん、
夜に。諦めなきゃいけないんだけど………」
あたしは若干鬱陶しくも感じたけれど、
「愛美も良くないんだし、気持ちも分かるよ」
と率直に述べた。。
愛美の話だけでもなく、
前の職場である不動産会社の元上司が胃潰瘍で辞めたこと(あたしはガッツポーズをした)、
他の女性先輩が結婚して双子ちゃんが産まれたことなどを聞いた。
「へぇ、
花井【ハナイ】さんが双子のママかぁ(笑)
想像つかない」
女性先輩は男勝りで、仕事人間の30代だった。
「だろ?
あの人、中身が男だもんな。
でも楽しそうだよ」
「男の子?女の子ちゃん?」
「男の子の双子。
旦那さんが家事もしてるらしいよ」
話は楽しく、
1時間ほど会話して切る。
(あ〜〜〜明日映画何着てこうかなぁ♪)
あたしは叶井さんとの映画が楽しみで、
半身浴とパックをしてから早めに眠った………
翌日、
昼から待ち合わせた。
叶井さんは車で迎えに来てくれた。
ステップワゴンで、
聞けば『仲間を乗せて走る役目』なのだと言う。
ワイワイ出掛けるのが好きそうだ。
「西野さん、
明るい色のスカートがよく似合うね」
と微笑む。
あたしは照れた。
古いのを観よう、と相談して…
『ラスト・スピリッツ』を選び観る。。マイナーな作品で知ってる人も少ないのに、
叶井さんとは嗜好がかなり似ているのかもしれない。
「面白かったですねー」
「うん。
やっぱり最後に洞窟で自害するシーンが何とも言えないね」
「ですよね?
あそこあたし集中し過ぎてました」
洋食ディナーを取り、
その日は楽しく過ごして送ってもらった。
お礼を言い、
頭を下げて帰宅した。
叶井さんは意外とお喋りで、
終始話題を提供してくれた。
短い黒髪と大きな目が印象的で、魅力的な男性だった。(ドライブ中もコーヒー出したりタバコの灰取ったり、
あたしミスしてないよね……)
振り返ってみる。
土曜の夜は久しぶりにシアワセな気分で眠りについた。
忙しく仕事をこなしていた金曜のこと。
夜自宅でのんびりしていると、
燿大くんから着信があった。
「ごめん、
夜に。諦めなきゃいけないんだけど………」
あたしは若干鬱陶しくも感じたけれど、
「愛美も良くないんだし、気持ちも分かるよ」
と率直に述べた。。
愛美の話だけでもなく、
前の職場である不動産会社の元上司が胃潰瘍で辞めたこと(あたしはガッツポーズをした)、
他の女性先輩が結婚して双子ちゃんが産まれたことなどを聞いた。
「へぇ、
花井【ハナイ】さんが双子のママかぁ(笑)
想像つかない」
女性先輩は男勝りで、仕事人間の30代だった。
「だろ?
あの人、中身が男だもんな。
でも楽しそうだよ」
「男の子?女の子ちゃん?」
「男の子の双子。
旦那さんが家事もしてるらしいよ」
話は楽しく、
1時間ほど会話して切る。
(あ〜〜〜明日映画何着てこうかなぁ♪)
あたしは叶井さんとの映画が楽しみで、
半身浴とパックをしてから早めに眠った………
翌日、
昼から待ち合わせた。
叶井さんは車で迎えに来てくれた。
ステップワゴンで、
聞けば『仲間を乗せて走る役目』なのだと言う。
ワイワイ出掛けるのが好きそうだ。
「西野さん、
明るい色のスカートがよく似合うね」
と微笑む。
あたしは照れた。
古いのを観よう、と相談して…
『ラスト・スピリッツ』を選び観る。。マイナーな作品で知ってる人も少ないのに、
叶井さんとは嗜好がかなり似ているのかもしれない。
「面白かったですねー」
「うん。
やっぱり最後に洞窟で自害するシーンが何とも言えないね」
「ですよね?
あそこあたし集中し過ぎてました」
洋食ディナーを取り、
その日は楽しく過ごして送ってもらった。
お礼を言い、
頭を下げて帰宅した。
叶井さんは意外とお喋りで、
終始話題を提供してくれた。
短い黒髪と大きな目が印象的で、魅力的な男性だった。(ドライブ中もコーヒー出したりタバコの灰取ったり、
あたしミスしてないよね……)
振り返ってみる。
土曜の夜は久しぶりにシアワセな気分で眠りについた。