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本日もエロ日和なり
第18章 その18
翌日、
昼過ぎに時間が空き、
繁華街にある宝石店へ受け取りに向かう。
『林さま、
お待ちしておりました。
出来上がっております』
美しい女性店員が、
恭しく頭を下げて迎えた。
『こちらでよろしかったでしょうか?』白い手袋を履いた手で、丁重に指輪を取り出す。
確認すると、
先日注文した指輪が小さく光っていた。
奮発して、
ダイヤモンドが中央に一粒付いているゴールドリングにした。
夕美の白く細い指には、
さぞかしよく似合うだろう。
俺は「それで合ってます。ありがとう」
と包装されたブランドの袋を受け取りつつ店員に礼を述べた。
(バレンタインまで隠しておこう)
会社用の鞄ならば、
夕美は触らないだろう。
鞄に入れて置くことにした。
万一の盗難を考慮し、
会社の封筒(しかも使用済みでシワが入っていた)
に入れ換えた。
ブランドの袋はキレイに折り畳み、
当日また入れ換えようと考えてデスクに仕舞った。
――――それから3日経った平日の午後。
事件の一報が飛び込んできた。
地方では実は多いのだが、
イメージが悪いためあまりニュースに取り上げられることはない。
繁華街にある雑居ビルでの火災である。
俺は社用鞄を持ち、
局を出た。
10分後、雑居ビルに到着する。
鎮火しそうではあるが、
まだ黒煙が上がっていた。
消防車が2台。
早速近くに居た消防士に聞き込む。
昼過ぎに時間が空き、
繁華街にある宝石店へ受け取りに向かう。
『林さま、
お待ちしておりました。
出来上がっております』
美しい女性店員が、
恭しく頭を下げて迎えた。
『こちらでよろしかったでしょうか?』白い手袋を履いた手で、丁重に指輪を取り出す。
確認すると、
先日注文した指輪が小さく光っていた。
奮発して、
ダイヤモンドが中央に一粒付いているゴールドリングにした。
夕美の白く細い指には、
さぞかしよく似合うだろう。
俺は「それで合ってます。ありがとう」
と包装されたブランドの袋を受け取りつつ店員に礼を述べた。
(バレンタインまで隠しておこう)
会社用の鞄ならば、
夕美は触らないだろう。
鞄に入れて置くことにした。
万一の盗難を考慮し、
会社の封筒(しかも使用済みでシワが入っていた)
に入れ換えた。
ブランドの袋はキレイに折り畳み、
当日また入れ換えようと考えてデスクに仕舞った。
――――それから3日経った平日の午後。
事件の一報が飛び込んできた。
地方では実は多いのだが、
イメージが悪いためあまりニュースに取り上げられることはない。
繁華街にある雑居ビルでの火災である。
俺は社用鞄を持ち、
局を出た。
10分後、雑居ビルに到着する。
鎮火しそうではあるが、
まだ黒煙が上がっていた。
消防車が2台。
早速近くに居た消防士に聞き込む。