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本日もエロ日和なり
第18章 その18
雑居ビルと言っても、
この辺り一帯はいわゆる風俗店が多い。


飲食店という体(てい)で、
雑居ビルに何軒もの風俗店が入っている。

繁華街の片隅だ。



黒煙の中から半裸の女の子や男性が口を抑えて出てくる。

俺も男だから、
何度も利用したが………

見ちゃいられない。


消防士は「今のところ、
死者はいません。
怪我も数人火傷のみですね。
5階から出火し、
直ぐに店員が発見して通報したためか直ぐに鎮火しましたよ。
もう、中にも入れますから」

大きな火事ではないようだ。

俺は若干安堵した。

いくら取材と言っても、
目の前で人が亡くなっているのはいたたまれない。


消防士の中には、
こうやって記者が来ることを予測して「入れますよ」や「入れません」と伝えてくれる親切な人が居る。
野次馬も居るが、
『怖いわね』

『大事ではないようだな』
と去っていく人もちらほら。


俺は他の記者より先に、
雑居ビルの中に入っていく。

ハンカチで口を押さえた。

このハンカチは、
夕美がお揃いでくれたモノで……
俺は柄にもなく〔お守り代わり〕のように仕事中使用している。

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