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本日もエロ日和なり
第19章 その19
晴樹は夕方5時ということもあって、
社員があまり居ないからかニコニコしながら亜弥を触る。


「ちょっとぉ、
あたしこれから配達なのよ」

「え〜〜〜。
もう3日もデートしてないから少しくらい良いじゃん」


指で背中を突いたり、
お尻を触ったりしている。
小学生か!
……と言いたいのを堪えた。



亜弥の勤務時間は、
夕方〜〜〜明け方だ。

デリバリー食材は、
意外にも深夜帯に需要が多い。


沢山の人が不規則な生活をしているのがよく分かる。街は夜も活動的だ。


ムリに夜間働かなくても日勤で良かったのだけど………

少しでも晴樹を支えてあげたい。
その気持ちから、
夜勤務に切り替えたのが1年前。


交際は2年になる。

時は1月。
亜弥は食材をワゴンに積みながら指先を吐息で温めた。
「晴樹、行ってくるからね」


「おう♪頼んだぞ」
親指を立ててにっこりと笑う。

亜弥はワゴン車を発進させた。

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