この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
本日もエロ日和なり
第20章 その20
ほろ酔いなのだろう、
少し頬を染めて百合は続けた。
「結婚生活が退屈だったのよ(苦笑)
まぁ、体よく追い出されたんだけどね。
私は離婚して良かっと思ってるのよ。
息子も後押ししてくれたの」
知人の口利きで建築事務所で働いていると言う。
百合は饒舌になり、
笑い声を立ててはしゃいで「じゃあね〜、
あっ、もし良かったらまた連絡取りましょうよ」
と携帯番号とメアドを交換してグループに戻り、
居酒屋を出て行った。
新は(驚いたなぁ。
あの百合が浮気した上離婚………)
と酔いが醒めた。
――新も恋愛結婚ではある。嫁とは職場で出会い、交際1年で結婚した。熱愛でもなく、『この人となら合うなぁ』と双方が合致した。
が、新自身は女性に対して奥手なほうだ。
結婚するまでに交際した女性も1人だったか2人だったか……
帰宅すると、
11時半になっていた。
嫁と娘は既に就寝したようで、
家は静かだった。
キッチンにて冷蔵庫からお茶を取り出して飲む。
テーブルの上に野菜の煮物と焼き鯖がラップをかけて置いてある。
新はそれをぼそぼそと食べた。
百合のことは、
それっきり忘れ掛けていた………
少し頬を染めて百合は続けた。
「結婚生活が退屈だったのよ(苦笑)
まぁ、体よく追い出されたんだけどね。
私は離婚して良かっと思ってるのよ。
息子も後押ししてくれたの」
知人の口利きで建築事務所で働いていると言う。
百合は饒舌になり、
笑い声を立ててはしゃいで「じゃあね〜、
あっ、もし良かったらまた連絡取りましょうよ」
と携帯番号とメアドを交換してグループに戻り、
居酒屋を出て行った。
新は(驚いたなぁ。
あの百合が浮気した上離婚………)
と酔いが醒めた。
――新も恋愛結婚ではある。嫁とは職場で出会い、交際1年で結婚した。熱愛でもなく、『この人となら合うなぁ』と双方が合致した。
が、新自身は女性に対して奥手なほうだ。
結婚するまでに交際した女性も1人だったか2人だったか……
帰宅すると、
11時半になっていた。
嫁と娘は既に就寝したようで、
家は静かだった。
キッチンにて冷蔵庫からお茶を取り出して飲む。
テーブルの上に野菜の煮物と焼き鯖がラップをかけて置いてある。
新はそれをぼそぼそと食べた。
百合のことは、
それっきり忘れ掛けていた………