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本日もエロ日和なり
第20章 その20
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翌々日。
新は何時ものように現場仕事に就いていた。
夕方少し時間が出来たので、
休憩を取りに事務室のデスクへと戻った。
(ん?)
珍しく、会社用じゃないプライベート用の携帯がメール着信を告げている。
開くと…
『新ちゃんへ。
一昨日は偶然でしたね。
体に気をつけてね。
今井百合【イマイユリ】〔ニコニコマーク〕』
絵文字入りで百合からメールが来ていた。
新は『お疲れさま。
久しぶりに会って驚きました。
また飲めたら良いですね』
と返信する。
(忘れるとこだった)
居酒屋で遭遇し、
会話したものの元々マメではない新は百合の番号登録すらしていなかった。
何せ嫁からのメールすらあまり見ず、
怒らせることもしばしばである。世代的にラインではなく、プライベート用はガラケーにしてある。
(旧姓に戻ってるなぁ。
本当に離婚したんだなー)
その日の夜、
また百合からメールが届いた。
『同級生の飯島【イイジマ】くん、
先月結婚したって聞いたわ。』
新もつられて返した。
『へえぇ、そいつはめでたいね。』
『奥さん、25歳だそうよ』
『ええっ、あの朴念仁が年の差婚か(笑)』
同級生の顔もポツポツ思い出してきた。
百合とはメールのラリーが続いた。
10代の頃の青臭い学ランの自分。
同級生たちの笑い声や教室の風景……
穏やかに、静かに微笑むブレザー姿の百合も微かに浮かんだ。
新は何時ものように現場仕事に就いていた。
夕方少し時間が出来たので、
休憩を取りに事務室のデスクへと戻った。
(ん?)
珍しく、会社用じゃないプライベート用の携帯がメール着信を告げている。
開くと…
『新ちゃんへ。
一昨日は偶然でしたね。
体に気をつけてね。
今井百合【イマイユリ】〔ニコニコマーク〕』
絵文字入りで百合からメールが来ていた。
新は『お疲れさま。
久しぶりに会って驚きました。
また飲めたら良いですね』
と返信する。
(忘れるとこだった)
居酒屋で遭遇し、
会話したものの元々マメではない新は百合の番号登録すらしていなかった。
何せ嫁からのメールすらあまり見ず、
怒らせることもしばしばである。世代的にラインではなく、プライベート用はガラケーにしてある。
(旧姓に戻ってるなぁ。
本当に離婚したんだなー)
その日の夜、
また百合からメールが届いた。
『同級生の飯島【イイジマ】くん、
先月結婚したって聞いたわ。』
新もつられて返した。
『へえぇ、そいつはめでたいね。』
『奥さん、25歳だそうよ』
『ええっ、あの朴念仁が年の差婚か(笑)』
同級生の顔もポツポツ思い出してきた。
百合とはメールのラリーが続いた。
10代の頃の青臭い学ランの自分。
同級生たちの笑い声や教室の風景……
穏やかに、静かに微笑むブレザー姿の百合も微かに浮かんだ。
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