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本日もエロ日和なり
第22章 その22
休みが明けて、
月曜。
夜8時。
「んっ………」
野崎がまどかの口に、唇を押し付けた。
そのまま身体をまさぐる。
まどかのアパートだ。
野崎亨は、
狭い玄関で手土産のロールケーキを持ったまま、
まどかを抱きすくめた。
「会いたかった……
まどか、会いたかった」
まどかは「………嘘つき」と拗ねる。
「嘘じゃないよ。
まどか、
スキだ」
と一旦手を離して黒い靴を脱いで上がり込む。
(嘘ばっかり)
(私はあなたにとって、都合の良い存在でしょ。
セックスがしたい時に連絡をすれば、
出来る存在…)
まどかは、
野崎の弱さと狡さを知りながらこの関係を辞める踏ん切りがつかないのだ。
世間から非難されるような関係。
もちろん会社では他人の振りをしなければならず、
決して口外出来ない。
なのにまどかは、
亨の気弱そうな微笑みや細く長い指先を見ると甘んじてしまうのだった。
「あっ!んっ………」
声が出そうになり、
焦って抑える。
隣に聞こえたら苦情が出てしまう。
ソファーに移動し、
待ちきれないとばかりに亨はまどかを押し倒した。
月曜。
夜8時。
「んっ………」
野崎がまどかの口に、唇を押し付けた。
そのまま身体をまさぐる。
まどかのアパートだ。
野崎亨は、
狭い玄関で手土産のロールケーキを持ったまま、
まどかを抱きすくめた。
「会いたかった……
まどか、会いたかった」
まどかは「………嘘つき」と拗ねる。
「嘘じゃないよ。
まどか、
スキだ」
と一旦手を離して黒い靴を脱いで上がり込む。
(嘘ばっかり)
(私はあなたにとって、都合の良い存在でしょ。
セックスがしたい時に連絡をすれば、
出来る存在…)
まどかは、
野崎の弱さと狡さを知りながらこの関係を辞める踏ん切りがつかないのだ。
世間から非難されるような関係。
もちろん会社では他人の振りをしなければならず、
決して口外出来ない。
なのにまどかは、
亨の気弱そうな微笑みや細く長い指先を見ると甘んじてしまうのだった。
「あっ!んっ………」
声が出そうになり、
焦って抑える。
隣に聞こえたら苦情が出てしまう。
ソファーに移動し、
待ちきれないとばかりに亨はまどかを押し倒した。