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本日もエロ日和なり
第22章 その22
「………沢山書いてるなぁ(苦笑)」


〔超つまんね〕
〔つまようじ〕これは語呂から連想したのだろう。
〔注文の多い料理店は2人が迂闊だよ、考えれば分かるはずだ〕……だよねぇ。


次のページを捲ると、
「え」
ドキリと胸が鳴った。

〔愛されたい愛されたい〕〔愛されたい愛されたい〕〔愛がほしい、
愛がほしい〕
〔愛が足りない足りない〕〔ほしい、ほしい、ほしい〕〔それだけなのに〕


と書かれていた。


まどかはその『心の叫び』に目を奪われた。。


「愛されたい、愛されたい…………か」


波紋が広がるように不安と不満が大きくなる。


(私も、
この人と同じなのかな…)


形にならないもどかしさ。吐き出せないない感情……それを、
この落書きをした人は書いたのだろう。


「ダメだなぁ……
何がしたいのかも分かんないや」


1人暮らしが長いと、
独り言が増える。

友達と遊ぶこともあるけれど……休みが合わなかったりもする。
内向的なまどかは、
1人で活動することも多い。

だけど………


本当に欲しいのは、
たった一つなのかもしれない。


永遠に手に入らない、
あの人のすべて。


まどかは、
ソファーにパタリと倒れた。
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