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本日もエロ日和なり
第22章 その22
「………嘘つき」
「嘘じゃないよ。
言ってるだろう、
いつも」
「………じゃあ」
(私のものになって?
地元で幼なじみの結婚式があるの。
しかも、おめでたなんだ。
友達も彼とデートばかりだし。
ねぇ、
私はあなたの何なの)
「うん?」
―――言えない言葉ばかりが、
まどかの心を埋め尽くす。喉に異物が引っ掛っているようだ……
「………じゃあ、
ココにキスマーク付けて?胸の真ん中」
「はは、
かわいいな……」
亨はまどかの薄い胸を唇で吸った。
紅い血染みのような印がつく。
「なぁ、
まどか。―――ごめんな、ずっと」
「え?」
「こんな関係、
嫌だろう。
まどかには我慢…とかの次元じゃないな。
日陰のような形になっていて、
本当に済まないと思ってる」
まどかはビックリした。
「え、そんな事……
考えてたの?」
「ちゃんとって言い方はおかしいかな…
年の離れた若いまどかをこんなヤツが振り回してる自覚はあるんだ。
本当に、
ごめん。
まどかが不満や愚痴を言わないだろう?
だから、
ついこんなに続けてしまったな」
(――――終わりに、
したいのかな。
そんな口振りだわ………)
まどかは頭を起こして、
亨の様子を伺った。
「……………まどか。
嘘つきに思うだろうけど、俺は本当に君が好きなんだよ」
亨は気弱そうに笑った。
「………………」
まどかは亨の本心が読めず、
ボスンと枕に頭を落とした。。
その日は1泊し、
翌日朝早くに時間をずらして2人は出社した…………………
「嘘じゃないよ。
言ってるだろう、
いつも」
「………じゃあ」
(私のものになって?
地元で幼なじみの結婚式があるの。
しかも、おめでたなんだ。
友達も彼とデートばかりだし。
ねぇ、
私はあなたの何なの)
「うん?」
―――言えない言葉ばかりが、
まどかの心を埋め尽くす。喉に異物が引っ掛っているようだ……
「………じゃあ、
ココにキスマーク付けて?胸の真ん中」
「はは、
かわいいな……」
亨はまどかの薄い胸を唇で吸った。
紅い血染みのような印がつく。
「なぁ、
まどか。―――ごめんな、ずっと」
「え?」
「こんな関係、
嫌だろう。
まどかには我慢…とかの次元じゃないな。
日陰のような形になっていて、
本当に済まないと思ってる」
まどかはビックリした。
「え、そんな事……
考えてたの?」
「ちゃんとって言い方はおかしいかな…
年の離れた若いまどかをこんなヤツが振り回してる自覚はあるんだ。
本当に、
ごめん。
まどかが不満や愚痴を言わないだろう?
だから、
ついこんなに続けてしまったな」
(――――終わりに、
したいのかな。
そんな口振りだわ………)
まどかは頭を起こして、
亨の様子を伺った。
「……………まどか。
嘘つきに思うだろうけど、俺は本当に君が好きなんだよ」
亨は気弱そうに笑った。
「………………」
まどかは亨の本心が読めず、
ボスンと枕に頭を落とした。。
その日は1泊し、
翌日朝早くに時間をずらして2人は出社した…………………