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本日もエロ日和なり
第22章 その22


「おめでとー!!」

「菜穂、
めっちゃキレイだよ〜〜〜」


ライスシャワーのなか、
新郎新婦はまっさらな笑顔で幸せそうに歩みを進める。



「……まーちゃん!
今日は来てくれてありがとうね」菜穂がドレスの裾を持ち上げてまどかに歩み寄り、
昔と変わらない笑い顔を向ける。。



「おめでとう、
菜穂」

同級生が数人参加している菜穂の結婚式。


まどかは久しぶりに再会した、
地元の面々を眺めた。

まどかは紫色のシンプルなドレスを着て参加している。


皆、
社会人となり堂々とした顔つきで菜穂を祝っている。

「貴士くん!」
菜穂が旦那様を呼び、
「こちらが幼なじみのまどかちゃんだよ」
とまどかを紹介した。


新郎は、
まだあどけない顔つきの人の良さそうな中肉中背の男。
穏やかそうな印象だ。

菜穂と並ぶとなるほど、
雰囲気がよく似ている。
2人とも家庭的な雰囲気………
「本日は、おめでとうございます。
菜穂とは近所で育ちました」


「わざわざ参加していただき、
どうもありがとうございます」

まどかに頭を下げた。

「まーちゃんはね、
冷静で落ち着いてて。昔から私を助けてくれてたんだよ(笑)」

「そんなことないよ」

「あっ、
コイツ馬鹿だから大変だったんでしょう?(笑)」

「ひどーい!」
仲の良さを露呈しのろける2人に酔いそうになる。


貴士が友人らしき男性に呼ばれ、
走って去ると……
菜穂はまどかに向かって、「まーちゃん。
本当に、ありがとうね」と述べて他の参加者の元へと向かった。。



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