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本日もエロ日和なり
第22章 その22
まどかは二次会を終えて、
ほろ酔い状態で実家の玄関をくぐる。
夜のうちにアパートがある地へ帰らなくてはならない。
――昨日、
夕方実家に着いた。
母は夜勤明けに眠っていたが、
まどかが帰ると寝惚けたまま「おかえり、
身体大丈夫よね?」
と捌けた口調でまどかを迎えた。
案の定、
ネチネチは言われないけれど………
「まどかも自分の幸せを見つけなさいな」
と夕飯のあとでポツリと呟いた。
(母さんも、
年取ったなぁ)
母とまどかは容姿が似ていて、
母も痩身で目が奥二重である。
かつて視力が良かった母は、
『老眼だ』とメガネを使用していた。
まどかは菜穂の結婚そしておめでた、
母の加齢を目の当たりにして………
(ダメだわ、
私は。
きちんと前を向かなくちゃ………
亨さんも意味深な発言をしていたし。
潮時ってやつかな)
実家を後にして、
アパートへとたどり着く。
実家を出る際、母は夜勤で不在だった。
手紙があり、
『身体に気をつけて。
無理しないように 母』と書き置きがあった。
まどかは亨とは別離しよう、
と決めた。
このままズルズル居ても、本当に欲しい愛は手に入らないだろう。
ほろ酔い状態で実家の玄関をくぐる。
夜のうちにアパートがある地へ帰らなくてはならない。
――昨日、
夕方実家に着いた。
母は夜勤明けに眠っていたが、
まどかが帰ると寝惚けたまま「おかえり、
身体大丈夫よね?」
と捌けた口調でまどかを迎えた。
案の定、
ネチネチは言われないけれど………
「まどかも自分の幸せを見つけなさいな」
と夕飯のあとでポツリと呟いた。
(母さんも、
年取ったなぁ)
母とまどかは容姿が似ていて、
母も痩身で目が奥二重である。
かつて視力が良かった母は、
『老眼だ』とメガネを使用していた。
まどかは菜穂の結婚そしておめでた、
母の加齢を目の当たりにして………
(ダメだわ、
私は。
きちんと前を向かなくちゃ………
亨さんも意味深な発言をしていたし。
潮時ってやつかな)
実家を後にして、
アパートへとたどり着く。
実家を出る際、母は夜勤で不在だった。
手紙があり、
『身体に気をつけて。
無理しないように 母』と書き置きがあった。
まどかは亨とは別離しよう、
と決めた。
このままズルズル居ても、本当に欲しい愛は手に入らないだろう。