この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
本日もエロ日和なり
第23章 その23
「お前、
覚えたのか♪」
会社と自宅アパートを往復する毎日に、
自分でも思ったより孤独を抱えていたらしい。
雄星は猫が座っていると嬉しく、
毎日フードを与えた。
猫はブサイクだ。
白黒模様も配色がおかしく、
背中に黒い塊があり他は白。
目が細く尖っている。
「これでメスとは、
何か気の毒だなぁ」
そう思いながらも雄星をひたすら待っている猫は、
可愛く思えた。。
家電量販店にて一番小さくて精巧な、
GPS付き小型カメラを購入した。
「重いかな、
ごめんね」
首輪を買ってきて、
小型カメラをテープで張り付けた。
野良猫に搭載してみたのである。
カメラは、
自宅にあるPCに連動してあった。
短時間しか録れないが、
「猫目線って何が見えるのかな」
と関心を持ったのだ。
猫には『ナオ』と名を付けた。
中国語の『マオ』(猫)と、
ブサイクな鳴き声(「なおおおぅ〜」と鳴いてビックリした……)
をかけて名付けた。
今のところ、
いつもの定位置からあまり動いてないらしい。
今日も待っているだろう。
カメラは未だ起動させていなかった。
飼えればいいのだけど、
生憎2年前に引っ越した今のアパートはペット禁止だ。
スーツケースには、
ドライフードを忍ばせてある。
覚えたのか♪」
会社と自宅アパートを往復する毎日に、
自分でも思ったより孤独を抱えていたらしい。
雄星は猫が座っていると嬉しく、
毎日フードを与えた。
猫はブサイクだ。
白黒模様も配色がおかしく、
背中に黒い塊があり他は白。
目が細く尖っている。
「これでメスとは、
何か気の毒だなぁ」
そう思いながらも雄星をひたすら待っている猫は、
可愛く思えた。。
家電量販店にて一番小さくて精巧な、
GPS付き小型カメラを購入した。
「重いかな、
ごめんね」
首輪を買ってきて、
小型カメラをテープで張り付けた。
野良猫に搭載してみたのである。
カメラは、
自宅にあるPCに連動してあった。
短時間しか録れないが、
「猫目線って何が見えるのかな」
と関心を持ったのだ。
猫には『ナオ』と名を付けた。
中国語の『マオ』(猫)と、
ブサイクな鳴き声(「なおおおぅ〜」と鳴いてビックリした……)
をかけて名付けた。
今のところ、
いつもの定位置からあまり動いてないらしい。
今日も待っているだろう。
カメラは未だ起動させていなかった。
飼えればいいのだけど、
生憎2年前に引っ越した今のアパートはペット禁止だ。
スーツケースには、
ドライフードを忍ばせてある。