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本日もエロ日和なり
第23章 その23
「なおおおぅ〜〜〜」


あ、
居るな。


早くも催促してるのか?ナオの鳴き声が路地裏に響いている。


住宅街の裏手。


通りは深夜も灯りが煌々と照らし、
飲食店・居酒屋も営業している。


一歩裏手に入ると閑静な住宅街なのだ。


住民から怪しまれないように、
毅然として歩く。




角を曲がると、
街灯の下にナオが座っていた。

「なう、なうなう〜〜〜〜〜」
雄星を見て走ってくる。
こいつは走ると更に変な鳴き声になる。




「はいはい、
カリカリね」
雄星はしゃがみ、
スーツケースからドライフードを入れた袋を取り出した。


「がうううっ、ふがっ」
ナオは貪り食べる。

カメラは首輪にしっかり付いていた。

ナオは巨体だ。



野良なのだから(毛がボサボサ・
薄汚れ・首輪がなかった)、
もうちょっと貧相になるもんじゃないかと思うんだけど。


………巨体が首輪の重りをものともしない。

フードをペロリと平らげたナオは、
雄星の顔を見上げた。

がに股で、
座ったまんま。

「げふっ」
とゲップまでしている。

雄星はナオを見ると癒される。
がに股で、
ブサイクな上巨体のナオ……

顔も横に広い。
「ぷっ」
笑ってしまった。
ナオは『はて?』
という風に首を傾げた。


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