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本日もエロ日和なり
第23章 その23
「へぇ、
ほんとに彼女ずっといないんだ!意外」

着衣してから、ルナとベッドに腰かけて会話する。


「まんまだと思うけどなぁ(苦笑)。
ルナちゃんこそ優しいし、嫌な言い方だけどごめんね。
こんな過酷な仕事しなくてもいいのにって思う」


「………えへへ、
色々あるんだぁ。
わたしね、
10コ下の弟が居て、障害があって自力で日常生活送れないの」

ルナは辛そうに眉を下げて笑う。


「そうなんだ。
それは、大変だね……。」
「だから少しでもお金作って、
病院に納めないと弟の治療が出来なくなるの。
親は、片親で母だけ。生活が手一杯なんだ〜」

ルナちゃんは、
見た目にはあまり一般受けしないかもしれない。

顔も肉付きが良く、
丸い。
目は大きく童顔だけれど………
声もガラガラ声で且つ低い。。

(作り話には見えないなぁ。
大変なんだな)


遊星は自分はラッキーだなぁとぼんやり思った。


―――――――――――

月曜日、
仕事帰りに路地裏へ向かう。


ナオは遊星の姿を見つけると、
丸い巨体を揺らして「ぬああああ〜〜〜」
と走ってきた。


(訳すと「昨日なぜ来なかったー、
お腹空いたあああ〜」
ってとこかなぁ)

ドライフードをガツガツと食べ、
「ふぅ」と息まで吐いている。

と思ったら、
「ケヘッ、カハッ」と噎せ出した…


「あーもう、
ナオがっつき過ぎなんだよ。
ゆっくり食えよゆっくりと」ヒゲに噎せて口から出たフードが付いていた。雄星は指で掬って取ってやった。

背中を擦ってやると落ち着いたのがゴロゴロと喉を鳴らしている。
「……しかし、
ブサイクだねぇ。
あ、カメラ着けよっと」

ナオの首に首輪を付けて、カメラ&GPSを搭載した。




「何か面白いもの撮ってくれ」


ラジャ、と云わんばかりに尻尾でピシリと鞭のように地面を叩いた。



遊星は最寄り駅から電車を降りてスーパーに寄り、
1週間分の野菜・肉類を買って行く。

1週間分、
と量を決めると無駄な出費が無いのだ。

月末になるとラーメンやにゅうめんなど乾物を生かして節約メニューになる。


外食が苦手なのだ。
昼食はコンビニで買うか同僚と食べもするから、夜は自炊するようになった。

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