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本日もエロ日和なり
第23章 その23
帰宅し、
食材を仕舞いジャージに着替えて親子丼を作っていると………

スマホが鳴った。

lineのメッセージ音だ。


「あれ?ああ」
親子丼を食べながらメッセージを見ると、
昨日の風俗嬢のルナからだった。

『昨日は来てくれてどうもありがとうございました!また、
良かったら来て下さいね』

遊星はつい、
『今度は何か手土産持っていきますね』と返した。


『えっ、
手土産?
悪いよぉ』


『何か好きなものある?』

『うーん?
貰えるなら何でも嬉しいよ』


あ、そうだ。
『ルナちゃんて1人暮らしだっけ?
ご飯は自炊してるの?』


『店の寮になってるアパートに住んでるよ。
自炊は疲れててあんましないかな(苦笑)』


『そっかぁ』


(お弁当作ってったらキモイかな、
さすがに)

『お弁当作ってったらやっぱ引く?』


『えっお弁当?
ユウくん作るの?』


『1人だし、
大体自炊だから。
ダメかな』


『ううん、食べてみたい!すごい、1人暮らしで作ってるなんて。わたし外食やコンビニで済ませちゃうよ』


『嫌いなもの無い?』


『グリーンピースだけ笑』

『わかった〜、
あ、もしキモイなら捨てて良いからね』


仕事の合間なのだろう。
営業だろうけれど、
遊星は楽しかった。。


ラリーはその日そこで終了した。




翌日、
仕事帰りに会社の飲み会があり仕方なく参加する。

(ああ〜〜〜
ナオにエサをあげれないじゃないかー)

居酒屋にてワイワイ騒ぎ、しかし気を遣いながら飲み食べる。

同期の矢幡【ヤハタ】が絡んできた。
「なぁ、遊星、世の中不条理だと思わないか?思うよな?お前なら分かるはずだ〜〜〜」
変なテンションについて行けず、
遊星は「そうだね、
不条理だね」と返す。


「………お前最近何か良いことあったか?」
ネクタイを外しながら、
矢幡がジトーッと見てくる。

「え?何もないぞ」
遊星はアルコールには強い。
「ん〜〜〜?本当かぁ〜?妙に肌艶がいいぞう〜〜」矢幡は酒に呑まれていた。
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