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本日もエロ日和なり
第24章 その24 あれれ、ココにも長編発見☆
(あの頃は、
そうだったなー…)


若いカップルのsexを覗き見てしまったからか。


遼子はハンドル操作をしながら、
昔の博之と自分を思った。


――――――――――
「こんにちはー!
おかあさん、牛乳飲んでます〜?」

ニコニコ笑いながら、
民家に訪問して老婆に営業をかける。

「あんた、誰さんかね?」
「牛乳配ってるんです〜。一本どうですか?」
牛乳ではないのだけれど、特にお年寄りにはそう伝えたほうがイメージが湧き易い。

サンプルを試飲してもらい、
脈有りそうなら押す。
但し、無理強いはしないように。

世間話をして、
「どうですか?」と提案してみる。

若い世代や30代40代には健康意識もまだ低いため、
年配〜お年寄りだと「じゃ、月に2回から」
などと毎日ではない契約を結ぶことがあった。


遼子は昔から話は好きだ。
聞いて、相手の云うことに関心を持って質問する。
会話は楽しい。


ポケットの中で携帯がバイブした。

「……んじゃ、
週に一回でも飲んでみようかねぇ。
来週から頼むよ」


「ありがとうございます」
久しぶりのご新規さんを獲得した。

もちろんノルマもある。
遼子は『毎日購入する客を得る』ことが難しいと分かり、

こうやって週1・2、
月数回配達の客をコツコツ獲得している。


かなりの軒数を回らなければ、
契約成立は難しい。

足がパンパンに膨れ上がる日も沢山あった。


夜、
社に戻って本日契約が成立した老婆の書類を作成する。
同じく、セールスレディたちが続々と社に戻っては「ダメだった〜」
「やっぱムリかも」など疲れを口々に述べる。
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