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本日もエロ日和なり
第24章 その24 あれれ、ココにも長編発見☆
このY市で最も大手のグローバル企業で、
もちろん高学歴・ハイスキルを持つ人間しか入社しない全国的にも有名な企業だ。


唯の彼は2歳上で、
そこの企画開発部で既に役職がある立場だと聞いていた。

以前一度だけセールス中に唯と彼が談笑しているのを見かけた。


背が高く、
一見してエリートサラリーマンだった記憶がある。

遼子などは夫も自分もごくごく平均だから、
『凄い人と付き合ってるんだな』と感心したものだ。

「………彼、
他に女がいたんですぅ〜〜〜〜〜」
唯依は堪りかねたのか、
涙を流した。

「唯ぴょんっ、
スタバで泣かないで」
遼子はバッグからハンカチを出して慌てて拭いてやった。


唯依は、
(自社のことを悪く言ってはいけないが)**乳業に就職していることが不思議なくらいの美貌があった。


それでいて『私は可愛いのよ』
という自意識がなく……

美人なうえ可愛く性格も良い。
男女問わず人気がある。


なぜ**乳業に入社したかというと、
唯依曰く『デスクワークよりも人と接したくて』らしい。
学歴も国立大を出ている。

遼子は私立の短大を出ていたが、
勉学して入学する短大ではなく…〔普通に高校出れば誰でも入れる短大〕だった。


エリートサラリーマンと交際していても、
そこまで〔レベル違い〕ではなかった。


「彼女がいた…って…他に?」

唯依は遼子のハンカチを顔に充て、
コクコクと頷く。

「私の他に、
5人も…………」

「ええ、5人?」

………なるほど、
エリートサラリーマンなら引く手あまたなのだろう。彼女だと思ったのにキープの1人だったという訳か。
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