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第24章 その24 あれれ、ｺｺにも長編発見☆

「ああ、
社名が〔リリットコーポレーション〕だったね……ん？」
〔リリット〕？
外資系の、Y市では有名な……
どこかで聞いたような気がする。坂下……坂下有一…………エリートサラリーマン……

「ああっ！！」


「どしたの？
もしかして知り合いが勤めてる？」


「ううん。
……私の会社の、後輩の女の子の彼だった…………」唯依の彼の名前が、確か坂下だった。

「えっ？！
アイツが？」


「………うん。
今気付いた………
後輩の子が『彼に他に沢山女がいる』って泣いてた………」


遼子はプレイから覚めたら、
脳内も覚めてきたらしい。

「どうしよう……」

唯依に合わせる顔がない。


「ああ、
アイツ寝る相手は常に両手に収まらないくらい居るからねー。
そのうちの1人なんでしょ。
気にしなくて良いんじゃねーの？
カナちゃんはセフレなんだしさ」


「………そうだよねぇ。
まぁ仕方ないか……」


アヤベは『気にすんな』と再度言い、
その日は帰宅した。


肉体を酷使して得た快感の疲れからか、
よく眠った……………