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本日もエロ日和なり
第24章 その24 あれれ、ココにも長編発見☆
坂下は涼しい顔でインターを降りた。
遼子は後部を向き、
「唯依ちゃん………」
と気遣う。
「なによっ、
オバサンは喋んじゃないわよっ」
と泣き叫ぶ。
坂下はランボルギーニを古城のような建物の中に入れた。
遼子は「ちょっと坂下さん。
此所どこ?」
と尋ねた。
唯依が前列に体を乗り出した。
遼子の髪を引っ張る。
「いたっ……」
遼子は思わず呻く。
坂下は一息つくと、
優しい仕草で唯依の肩を抑えた。
唯依は再び後部座席に尻を落とす。
坂下はにっこり微笑みながら、
身体を後部に向けた。
抑揚の無い声で……
「唯依ちゃん。
『自分のため』を『あなたのため』って勝手にはき違える女、
俺は一番頭が悪いと思うよ?
そして自分の非を認めずに責任転嫁して喚くのはお門違いだよね。
知ってた?
俺はZippo使わないんだよ。百円ライターでOKなヒトなの」
唯依が固まる。
坂下は冷徹な瞳をした。笑顔が消える。
「そういう思い込みとはき違え女……
俺はだ・い・き・ら・い」
遼子は息を飲み込んだ。
坂下は、
本当に冷めきっている。
唯依は何重ものショックを受けて、
身体も表情も固まっていた。
坂下が「降りて?
唯依?」
と唯依を呼びつけにして強く促す。
(まるで指令を出してるみたいね…………)
唯依はフラリと言われるままに、
車から降りた。
「遼子さん。
此所ホテルなんだよ。
嫌じゃなければ、
入ってください」
嫌じゃなければ…って。
車に残る訳にも行かず、
唯依と坂下の後に続いた。
遼子は後部を向き、
「唯依ちゃん………」
と気遣う。
「なによっ、
オバサンは喋んじゃないわよっ」
と泣き叫ぶ。
坂下はランボルギーニを古城のような建物の中に入れた。
遼子は「ちょっと坂下さん。
此所どこ?」
と尋ねた。
唯依が前列に体を乗り出した。
遼子の髪を引っ張る。
「いたっ……」
遼子は思わず呻く。
坂下は一息つくと、
優しい仕草で唯依の肩を抑えた。
唯依は再び後部座席に尻を落とす。
坂下はにっこり微笑みながら、
身体を後部に向けた。
抑揚の無い声で……
「唯依ちゃん。
『自分のため』を『あなたのため』って勝手にはき違える女、
俺は一番頭が悪いと思うよ?
そして自分の非を認めずに責任転嫁して喚くのはお門違いだよね。
知ってた?
俺はZippo使わないんだよ。百円ライターでOKなヒトなの」
唯依が固まる。
坂下は冷徹な瞳をした。笑顔が消える。
「そういう思い込みとはき違え女……
俺はだ・い・き・ら・い」
遼子は息を飲み込んだ。
坂下は、
本当に冷めきっている。
唯依は何重ものショックを受けて、
身体も表情も固まっていた。
坂下が「降りて?
唯依?」
と唯依を呼びつけにして強く促す。
(まるで指令を出してるみたいね…………)
唯依はフラリと言われるままに、
車から降りた。
「遼子さん。
此所ホテルなんだよ。
嫌じゃなければ、
入ってください」
嫌じゃなければ…って。
車に残る訳にも行かず、
唯依と坂下の後に続いた。