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本日もエロ日和なり
第25章 その25
木曜日は午前のみ診察だ。

悠里は昼までとあって、
バタバタと仕事をしていた。

患者は次々来院する。

「イワセ様〜。
2500円になります。
お大事に〜」
頭を下げる。


頭を上げると、
いきなり三浦優がいた。
「あらっ?」
驚いたが、私服である。
マスクをしている。
「どうされたんですか?
あの、この間はお昼ごはんをありがとうございました。
とても助かりました」

悠里がカウンターから言うと、
「いやいや。
あれぐらい、おれひに及びまぜんで」とダミ声・鼻声。

風邪のようだ。


「熱が39℃あっで。
フラフラで、会社早引けじで診でもらおうど………」診察券を出すが、
熱のためか手が震えている。

めざとい看護師が1人、
寄ってきて「あら、三浦さん??
もしかしてお熱かしら?仁多さん、受付したわよね?」

「はい、只今……」

「さぁさ、三浦さんこちらへ!
体温計をお持ちしますわね」
「どうぼずみばぜん……」三浦は待合室のソファーに腰を落とし、
しんどいのか首を前側に折るように項垂れた。



ちょっと受付が空いた悠里は、「御手洗い失礼します」と近くの職員に言い、
ロッカールームに小走りに駆ける。


自分が頭痛時ように冷えピタを携帯しているのだ。
冷えピタをこっそり持ち、待合室に座る三浦に駆け寄る。
「これ、良かったら着けて下さい」

「ああ……ずみまぜん、どうぼありがどうごだいまず」
(重症だなぁ…)


看護師が「あら?
仁多さん、何してるのーお?
三浦さん、体温計失礼しますわね」と悠里を押し退けて三浦の脇に体温計を差し込んだ。
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