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本日もエロ日和なり
第29章 その29
顔・普通。
体型・普通。
学歴・並。
すべてが平凡すぎて、
これといった〈個性〉もない。
___熱い湯を浴び、
体を洗うと僕は腰にバスタオルを巻いたままワンルームに戻る。
冷蔵庫から冷えたビールを取り、飲む。
アルコールを入れておかないと緊張してしまう。
待ちに待った、今日なのだ。
ピーンポ~ン……………♪♪♪
インターホンが鳴った。
『は?』
僕はぎょっとした。
何か宅配頼んでたっけ?
慌ててTシャツを着、短パンを履いた。
『はい?』
インターホンに出る。
「…………あっ??起きてたー」
画面に、女の人が映っている。
『…………姉ちゃん?』
僕は嫌な予感がしつつ、
「早く入れてよ~~~」と姉に気圧されドアを開いた。
********************
『あんたさぁ、25でしょ?
夜に泊まりにくる彼女くらいいないわけ?まだ童貞なの?』
僕の缶ビールを3本飲み干し、
姉・美郷【みさと】はがに股でパンツを見せながら脚を組む。
タンクトップにミニスカート。
金髪が背中まである。
僕はそのパンツにウンザリしつつも目が離せない。
『うるさいな、
何だよ夜中に!光樹【みつき】さんとケンカ?』
姉は僕とは真逆だ。
色んな意味で。
『あ?あんだと、ユウジの分際で』頭をパシッと叩かれた。
僕は(だから2回も離婚するんだよ)と喉まで出かけた言葉を飲み込む。光樹さんは姉の3回目の旦那さんだ。
以前うっかり溢し、
うたた寝している間に髪を丸刈りされた。
5歳上の姉は、昔から変わらない。
体型・普通。
学歴・並。
すべてが平凡すぎて、
これといった〈個性〉もない。
___熱い湯を浴び、
体を洗うと僕は腰にバスタオルを巻いたままワンルームに戻る。
冷蔵庫から冷えたビールを取り、飲む。
アルコールを入れておかないと緊張してしまう。
待ちに待った、今日なのだ。
ピーンポ~ン……………♪♪♪
インターホンが鳴った。
『は?』
僕はぎょっとした。
何か宅配頼んでたっけ?
慌ててTシャツを着、短パンを履いた。
『はい?』
インターホンに出る。
「…………あっ??起きてたー」
画面に、女の人が映っている。
『…………姉ちゃん?』
僕は嫌な予感がしつつ、
「早く入れてよ~~~」と姉に気圧されドアを開いた。
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『あんたさぁ、25でしょ?
夜に泊まりにくる彼女くらいいないわけ?まだ童貞なの?』
僕の缶ビールを3本飲み干し、
姉・美郷【みさと】はがに股でパンツを見せながら脚を組む。
タンクトップにミニスカート。
金髪が背中まである。
僕はそのパンツにウンザリしつつも目が離せない。
『うるさいな、
何だよ夜中に!光樹【みつき】さんとケンカ?』
姉は僕とは真逆だ。
色んな意味で。
『あ?あんだと、ユウジの分際で』頭をパシッと叩かれた。
僕は(だから2回も離婚するんだよ)と喉まで出かけた言葉を飲み込む。光樹さんは姉の3回目の旦那さんだ。
以前うっかり溢し、
うたた寝している間に髪を丸刈りされた。
5歳上の姉は、昔から変わらない。