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初めて知る痴愛の味
第6章 そして彼と人間関係のある者が
こんなことを断られても絶対に曲げないという顔で言ってくるので本当に返す言葉が無くたじろいでしまう


しかし冷静に考えてみよう

恐らく高校を卒業すれば彼女にも私よりずっと素敵だと思える人が見つかるだろうから別に「分かった」と言ってしまってもこの約束が守られることはないのだからいいのでは?
と大人として少し狡い発想をしてしまう
これではあまりにも彼女の想いに対して失礼なのでもう少し考えてみる


それでも咄嗟のことだったので
「分かった。柏尾が自分のなりたかった職について3年は頑張りなさいもしそれでも先生への想いがあるなら受け容れる」と約束してしまう


彼女の頑なな表情が晴れやかな笑顔に変わり、「絶対にですよ先生」と自分の机へと戻って行ってしまった


ああ・・・やってしまった・・・
私自身の先生としての考え方に反することをしてしまったと後悔する私
彼女が成人となってからなら異性として見てもいいのではないか?と考える自分


彼女の将来がどうなっているのか気になっていたにも関わらず少しだけ知りたくないという気持ちが生まれてきた


そして他のことを考えて逸らそうとする自分もいたのだが体だけの関係を終わりにしようというあのメールに対して未だに返事を出していないことを思い出させるので逃げることもできない


数学への熱は下がっており、逃げたいことを忘れられるほど熱中できないし
なら今更ながら婚活はどうかと考えてみてもそれは柏尾との約束を蔑ろにしているようで流石に諦めようと思った


これが不思議なことなのだが柏尾を見かける学校ではこんなことを考えることがないにも関わらず自宅に戻って一人の時間を過ごしている時に限って色々なことを考えてはため息をつくばかりである


だが人間とは恐ろしいことに悩み事をすることにさえ慣れてしまうもので二週間も経つとこの悩みがあまり重要なことには感じられなくなっていた

勿論彼女の人生にとって重要なことではあるのだが自分の中で想いが特に不透明な将来への推測として、それほど長続きする訳が無いと勝手に結論付けてしまっているのだ
なのでそれ以降このことについて考えるという時間は無くなった
考えなくなった理由はそれだけでなく、7月に入ってテストを作成する準備が忙しくて単純に考える暇などなかったのだ


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