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初めて知る痴愛の味
第6章 そして彼と人間関係のある者が
「昔っからそうだがお前は真面目すぎるんだよ」酒も入って腹を割って話すことに躊躇いがなくなってきたところで相談してみた

そして東から言われた一言だったのだが

彼は続けて
「お前な、仕事を辛いって思うのが自然な方なんだよこいつもそれにこいつも辛い思いなんていくらでもしてるんだって」酒が入っているためかあまり滑舌は良くなかった


「それをなんだ?今更仕事が辛く感じてきたのが悩み事だって?」


「お前にとって先生って仕事が天職だったってことは理解できるよ」そこで酒を一口飲んでから続けて

「でもな?いくら天職だからって辛く感じることはないなんてありえないから」
自分に指を指してこう告げ

「大切なのは辛い仕事で溜まったストレスをどう発散するかってことだよ」と再び酒を口に入れる

少しだけ落ち着いて
「お前はもうちょっとプライベートで羽目を外して飲んだ方が良いよ。あ!お前俺たちの仕事の都合とか考えて誘ってくるなよ?お前が飲みたい時に誘って来いいつでも一緒に飲んでやるから」と途中でまた高揚させている東だった

この後も飲み続け、東は完全に潰れていた
よく聞き取れない小さな声で何か呟いているのは分かったが何と言っているのかは分からない


自分と友人とで東に肩を貸して自宅までのタクシーを呼び、東抜きで旧友とも別れることになった

すると別れ際に一人が「さっきの話だけどよ」と切り出して
「東だけじゃなく、俺たちだってもうお前の飲み仲間なんだから誘ってもいいんだからな?」
と言ってくれた

ただ素直に笑顔で「ありがとう今度は俺から誘うよ」と応えて家路を後にした


この真っ暗な夜

もう夏が近づいてきているのだろう虫たちの鳴き声が聞こえるのに非常に落ち着いた夜であった

歩きながら酔いを醒まし、ここ二か月の間の自身の心境の変化を思い返してみる


驚いた出来事は自分が彼女に対して体だけの関係だけでなく、もっと温かいものを望んでいたということ


それが拒絶されてしまった時には失恋のショックが襲い、そしてこのショックから立ち直った今となっては彼女への気持ちをもったことに後悔している自分がいて、こんな歳なのに恋愛に対して億劫になってしまっている


そこへ柏尾の告白だった
純粋な思いに応えなければと焦ってしまった自分
結局今の自分の中には後悔しかなかった
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