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初めて知る痴愛の味
第6章 そして彼と人間関係のある者が
翌日東に電話を掛け、二人きりで飲む約束を取り付ける


最初は非常に話すことを躊躇っていたが酔いも回ってきたところで口を開ける
「同窓会あっただろ?あの日さ、実は俺も秋嶋みずほと話したんだよ」


「へぇ、でもどうしてそんなこと俺に話したんだ?」と聞いてくる

「吉田麗子のことと昔のお前のことについてみずほに色々と教えてもらったんだ俺は知っておくべきだろうって」と事情を話すと



「ああ・・・そうだったのか。で?何か言いたいことでもあったのか?」と質問にまだ答えていないという顔で聞いてくる

「いや、お前のことだからな別にそこは気にしないんだみずほとその話をした後にな一夜だけそういう関係になった」


少しだけ沈黙があった自分は空気が何時間も止まったように感じていたのだがそんなことはなかったらしい

東が大きなため息を吐く
そして自分を見ながら呆れたような顔をして
「お前のさ、そういう律儀なところはいいところでもあるけど面倒くさい性格だと思うぞ」
と告げてくる


そのまま黙っていると東が続けて
「まあみずほに20年以上前のことを謝る俺もどうかと思うけどさ、俺とみずほとの間にはもう何もないんだからそういうことは全く気にならないし後ろめたく思う必要もない」


この言葉で顔を合わせた時に感じた後ろめたさが消えて気持ちが軽くなった



「そうか・・・そうだったな」と呟く自分


すると東から「で、話っていうのはそれだけか?」と聞かれる


「ああ」と返事をしそこから二人で飲み続け昔話や仕事の愚痴などを言い合った


自分としては以前はあの女性に話していたであろう悩み事などを代わりに聞いてもらっていることに感謝しているのだがこんなことを考えていたら知り合いなんだからこれ位当たり前だろとまた怒られてしまう


今度は悩み事抜きにして東を誘いたいものだと思う
セミの声が聞こえない夜道をふらつながら歩くその肩は前より少しだけ軽そうだった



仕事のことで相談した時もこんな夜の道を歩いたかなぁと電柱や自動販売機の光に集まる虫を見てふと霧崎翔子や秋嶋みずほのこと、葬式で顔を見かけた旧友のことを考える



帰った時刻は平日なのにかなり遅かったがそんなことその時は全く気にしなかったのだった
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