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初めて知る痴愛の味
第6章 そして彼と人間関係のある者が
その一週間後、私の担当日であるため朝から車に乗って仕事場へと向かう


その日は中島先生も部活のために昼から職員室で顔を会せることになった
少しだけ話をして夏休みが開けた後に配る資料を作成する


その日は中島先生が来る前からずっと作業に集中していたのだが部活が終わると中島先生も作業をしている


夕日が沈もうとしている
私は作業が終わって休憩のため給湯室でコーヒーを味わっていた
すると中島先生から「私はもう少し遅い時間まで残ろうと思っていますのでお先にどうぞ」と言ってもらったので私は学校中の鍵を確認してからその日は自宅に帰ったのだった



この日の出来事が自分を極端と言ってもいい程変えてしまう一日となることなど誰が予想できようか



翌日の昼頃のことだった教頭先生から電話が掛かってきて話したいことがあるからすぐに職員室へ来てほしいとのことだった
何事だろうかと思い自分は鍵の閉め忘れなどで泥棒に入られでもしたのだろうかと少し不安を覚える

もしくは生徒の誰かが事故にでも遭ったのだろうかと嫌なことまで予想できた

職員室に入ると呼ばれたのが私だけではなく他の先生方もだったということにドアを開けるとすぐに分かった
他の先生達も何かとんでもないことが起こったのではないかとざわついていた
校長先生がまずドアを開けて皆の前に現れる続いて教頭先生が入ってきて視線が二人に集中する
私の危惧したことではないことを祈るばかりであった
でも実際に職員室で教頭先生の口からでた事実は実際に危惧したことではなかった
それは自分にとって、そして私にとって、とてもじゃないが信じられるものでは無かった



その事実とは中島先生が性交を強制され現在警察で保護されており、事情を聞かれているということだった


しかも強姦をした犯人が中島先生の教え子の3年生男子だというのだ


私は聞いた瞬間言っている意味が分からなかった
信じたくないというのもそうだが心も頭も完全に止まっていたのだ



しかし何かがガラガラガラと音を立てて崩れていくのが分かった


でもその何かが何なのかはまだ自覚することはできないのだ



そんなことよりも私が教頭先生から話された事が夢であって欲しいということ、そして何よりも中島先生の心の状態が心配でならなかったのだ


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