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初めて知る痴愛の味
第10章 自分の気持ちに気づく時
冬休みの間特にかわったことは無かった

学校に行って友達と話したいと思っていたからかもしれないが、とにかく印象に残るような出来事は起こらないそんな一週間だった

学校が始まると炬燵で温まってくつろいでいたせいであろうか少しだけ怠さを感じながら授業を受けていた
休みの間に復習や予習をしていた為特に数学の授業で困ることは無かった

この時期になると2年生へと進級することも意識して三者面談が行われる
三年生を除いた全生徒が対象となるのだけれども一年生で行きたい大学などを決めてしまうらしいそのために今日、両親と話し合うようにという旨の紙が配られたのだった


配られた日の夜は両親の帰りが遅く自分は寝る時間だったので先に布団に入る
目を通してくれるだろうと、一応リビングの机の上に紙を置いておいた

翌日も両親は早く家を出ていったらしく朝食を食べた形跡が見られる
見たかどうか分からないので今日こそは早く帰ってきたら自分の口から伝えようと心に決め玄関のドアを開けた


学校にいる間特に変わったことも無くこの頃になると自分の心の苦しさには慣れてしまい答えを見つけようとさえ思わなくなっていた


家に帰ってすぐに自分の部屋へと向かい部屋着へと着替えた後階段を下りて机の上を確認するが紙の位置は動いていない。これは恐らく見てないなと思いながらカップを持ち、棚に置いてあるインスタントコーヒーとクリープ、そして砂糖を多めに入れお湯を注ぐ

そのまま再び階段を昇っていき予習をする為に自分の部屋にある勉強机の前の椅子に座る
一口コーヒーを啜ってから取り掛かるがなにか気がかりなことがあるのを実感していた以前のものとは違うなぜならそのことはもうどうでもいいと思っているからだ

そのためその日は珍しく勉強に集中できず早めに一階へと降りて行き、自分の食事の用意をしていた

別に早めにお腹が空いた訳ではないとにかく考えることから解放されたかった
食事を作り終え、食べ終えた後にすぐ洗うこれは普段からしているがいつも通りならこの後再び自分の部屋に戻り勉強している

ところが今日はお風呂に入るまでずっと一階でテレビを見ていた
勉強する癖は続けていないと駄目なので中学生の頃からほとんどテレビを見る機会からは遠ざかっていた
でも今は考えることから逃げたい自分がいるらしい前回のことに飽き飽きしているのだった
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