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初めて知る痴愛の味
第10章 自分の気持ちに気づく時
その次の日は母が早めに帰ってきていたので配られた紙のことを話し、本当に少しだけだが進路のことを話した

勿論そんなにきっちりと決めることは無かったのだがとりあえず県内の国公立を目指すことにした

これによって少しだけ私の胸が軽くなったような気がした
でもそれは本当に気がしただけで三者面談で先生にもそのことを話したが胸に苦しさは残っているのだ

悩んだり苦しさを感じることに飽き飽きしていた私はその気持ちに対して嫌悪感さえ抱いていた

春も近いというのにまだ肌寒い

3月の始めには実力テストがあるので今は毛布を膝に掛けて勉強していたのだった

実力テストを受け、結果が返ってくる今回も先生が一人一人に渡すらしい
返って来た結果はかなり良かった

先生も褒めてくれたし何よりも勉強したことを報われた気がして嬉しかった

返ってきた結果に誰もが満足する訳ではない
周りには結果に対して落ち込んでいる人もいたり友達も結果を見せ合っていろいろ話していた

その中に加わることは無かったがどんなことを話しているのかは聞こえてくる
話の中心はテストの点数というよりも進路についてを話していたそれも大学の先の話、職業についてだった
私は自然と耳に神経を尖らせる
興味本位でもあるだろうがそれ以上に焦りを感じていたのだ
というのも友達はほとんど先のことまで決めていて一年生なのにしっかりと考えていたからだ
私はそのために取り残された様な感じがしていたし、三者面談あたりに感じていた不安が増長されていた

ここで私はやっと苦しさの正体に気づく
大学と言うよりもどんな仕事に就くかという質問の答えが見つけられていないのだ

前に中学校の先生が「自分の取り柄というのはこの先生きていく上で武器になるから自分の得意なことを知りなさい、得意だと思えることを増やしなさいそうすればどんなお仕事をしたいかも自然と見つかるから」と話していたのを思い出した

思い出して私は自分の取り柄を探す・・・


無いのだ


私には勉強ができるということしか取り柄が見つからなかった


今勉強しなくてもいいとしたら何がしてみたい?

どんなことに興味がある?

どんなお仕事に就いてみたい?


こんな質問に私は納得できる答えを見つけられないのだ
そしてもし勉強ができなくなってしまったらということを想像すると私は焦らざる負えなかった

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