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初めて知る痴愛の味
第10章 自分の気持ちに気づく時
そしてテストも終わり、二週間程度の春休みが始まってしまった
学校にいる間はそれほど考えなくてもいい
でも勉強しているか寝っ転がってくつろいでいる間の方が長いと嫌でも私には趣味が無いかのかと問いかけてしまうし興味のあることを探そうとする自分がいる

お母さんにも普段どんな仕事をしているのか聞いたりもした

でも興味を持つことはできなかった

こんな不安を唯一和らげてくれたのは友達とのショッピングの時間だった
体にのしかかって振りほどくことが出来なかった不安がただ友達とお話するだけで消えていったのだ


良い機会だと思ってどんなお仕事に就きたいのか聞いてみる
その友達は美容師になることが夢らしく、専門学校に行くことを決めていたのだった
ただそれだけでなく美容師についての知識を楽しそうに話してくれる

そして私の周りに散っていたはずの霧がまた集まってきた
服を選んでいる時、カフェでお茶をしている時などはそんなことを気にすることなどしなかったが友達と別れ、家に帰り自分の部屋で一息吐いた時にふっとそのことを思い出してしまう

とにかく心には焦りがいつも存在していた
”何か”をしたいのにその”何か”の正体が掴めていない
そして自分自身で勉強以外に取り柄が無いと思っていることこそがその焦りを増長させていた


友達が学校で話していたけれども就職活動っていうのはとても苦しいらしい
こんなことが頭を過り、早く決めなければと更に焦る

でも親にこのことを話すということはできなかった
携帯を持ってはいるが電話とメール以外使えないのでインターネットで調べることもできていない
このもやもやは春休みが終わろうとしているにも関わらず消えてはくれなかった


そして学校が始まる


担任の先生は一年生の時と同じく昭雄先生だったそして席は離れてしまったが友達も何人か見つけることが出来た


先生が教壇に立って自己紹介などを話す
そして
「さて、私の自己紹介も済みましたし皆さんも自分の名前、入ってる部活、
好きなこと、趣味なんかを一番の人からお願いします」という言葉を聞いて胸がざわつき一気に焦りを感じた
私は部活にも入っていないし、好きなこと、趣味も勿論答えられない
自分の番になって席を立ち名前を言って、好きなことを買い物、趣味を読書でなんとか済ましたのだった




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