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初めて知る痴愛の味
第11章 伝えること動くこと
結局その日は学校に行くことも無く、母親が昼頃に一度帰って来ていろいろと面倒を見てくれた
思ったよりも体調は悪く、明日学校に行けなくなることさえ危惧された
でも、動けない体にも関わらず明日こそもう一度話すんだという意志が震わせていた
持って来て貰った水を一杯飲んでから自然と瞼は落ちていって気が付いたら夕日がカーテンの隙間から差し込んでいる
急に寂しさを感じてしまった
ここに先生がいればどれだけ幸せなことなんだろうと考えたりもして布団を頭まで被り思いっきり瞼を閉じながら蹲って暗い布団の中でもうひと眠りしていた
丁度父親が玄関のドアを開ける音で目が覚めて一度体を起こしてみた
先ほどまでの怠さは既に無く、お風呂に入ろうと階段を降りる

「もう大丈夫なの?」と母が尋ねてきたが強がりなどなく「うん」と答えてから廊下を通って脱衣所まで来て服を脱いだ
少しだけ縦に線の入ったお腹を見下ろしてから体を洗う

その日は特に丁寧に洗ってから長風呂しないようにして久しぶりに母と一緒の布団に入るのだった
昔から嗅いでいた母のシャンプーの香りが鼻へと入って来て一瞬で心が和らげられてしまった
もうその日はほとんど寝て過ごしていたはずなのにすぐに寝てしまって気が付くともう母は隣におらず流し台にはお皿が二枚とコーヒーカップが2つ置いてあった
時計を確認すると普段起きるよりも一時間早く目が覚めてしまったらしい
私は自室の机に向かい今日の準備をしていた
一日空けてしまっただけなのになんだか転校して他の学校へと始めて行くような感覚である
先生が二度目の告白にどう答えるのか見当もつかないが、怖さはもう抜けきっていた
一歩一歩踏みしめて学校へと向かう
傍から見れば普通に歩いているように見えるが彼女から湧いて出てくる勇気は背中から朝日を浴びることで更に大きくなってくる
学校に着いてからすぐ告白しなおそうと思うが流石に乗り気にはならなかった
病気のことを心配してくれた友達と色々なことを話したり、授業を受けたりして帰りの時間となった
その日はいつもより時間の経過が遅く感じた
そして先生の元に駆け寄り、誰も聞いていないことを確認して
「先生、私ここを卒業して大人になったらもう一度告白します!」高校生であることが問題ならとまだまだ幼い発想ではあったが彼女は至極真面目に言ったのだった
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