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初めて知る痴愛の味
第11章 伝えること動くこと
そう告げた後の先生は本当に困っていた
だけれども私は続けて
「私諦めようとしたんですけどやっぱり無理でした。でもこの気持ちがいつか変わるかもしれませんからもし大人になっても先生のことを好きだって言えるなら次は女の人としてみてくれませんか?」
そうやって先生の顔をずっと見続けていた私はその困り顔から変わった表情でやはり振られてしまうのだろうと目を閉じたそして返事の声は確かにこう聞こえた
「分かった」と
予想外の返事に私は目を開いてしっかりと昭雄先生の顔を見てみたそれから再び口を開いて
「分かった。柏尾が自分のなりたかった職について3年は頑張りなさいもしそれでも先生への想いがあるなら受け容れる」
でも言った瞬間の先生の表情はとても寂しそうであった
その寂しさはすぐに消え去ってすごく真面目な、いつも授業をしている時の様な顔になっていた
いつも通りの先生に戻った
私は素直にこう感じた
それでもあの寂しそうな表情はとても気になった

少しばかり予想とは違ったけれども先生は真剣に考えてくれた
なによりもそれが嬉しく、顔に出てしまう
その崩れた顔のまま「絶対にですよ先生」とこう言って先生の元を離れた

その帰り道のことであった
みずほ先生が買い物の帰りなのだろう袋を持って歩いていた

「みずほ先生こんにちわ」と挨拶をしてみる
すると
「あら、菜々ちゃんこんにちわ。奈々ちゃんは今帰りなの?」
「はいそうです」
「あれからピアノは触ってる?」と少し意地悪な笑顔で聞いてくる
「なかなか忙しく触れていません」と苦笑すると
「そっかぁ、またピアノ演奏したくなったらいつでもおいでね」
「はい、ありがとうございます」
それから少しの間沈黙が流れる
二人の間を隔てるように淡い夕日が差し込んでいる
「菜々ちゃんはさ」と口を開いたのはみずほ先生だった
「はい?」
「好きな男の子とかいるの?」
これには流石に動揺してしまう
「あ、これはいる反応だ」とまた小悪魔の様に笑う
そのまま下を向いて黙ってしまう私
「ちゃんと青春してておばさんは安心だ」みずほ先生は夕日に何かを求めるように見つめて思い出すようにこう言った
こんな表情を見ていると先ほどの昭雄先生が見せた一瞬の顔が克明に呼び起こされた
同じ悩みを抱えているようで何かズレているようななにかそんな感じがしたのだった
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