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初めて知る痴愛の味
第12章 昭雄先生
私は昭雄先生に思いを告げた

あの日のことは大事件だったはずなのだけれども翌日から変わったことは何一つなかった

強いていうなら昭雄先生の私に接する態度が少し余所余所しくなった感じがする
それでも本当に微かな変化なのでまわりが気が付くことも無く私自身もそれ程気にはしなかった

何故かと言えば一学期の最初の頃の先生の変わり様が激しすぎたからだ
突然熱くなったり、授業での態度は変わらなくともそれが終わった後のとても疲れた様な表情だったり、「なにかあったんですか?」と気になって仕方がない

でも最近ではまた一年生の頃の先生に戻っているような気がする
このままの状態で夏休みが近づいてきた

こんな出来事の間、私といえば少しだけ拗ねていた
告白して、このままいけばあと10年程先ではあるものの付き合うという約束を取り付けた
でもあの人の態度は依然と変わらず他の生徒との接し方も一緒である
あの人は先生なんだから、教え子は私だけじゃないんだから。頭では分かっていても心は落ち着かなかった

でもこんな気持ちをあの人に打ち明けることはとてもじゃないができない
あの人の、あの返事が少しだけ信じられなくなっていたのだった

私たちは付き合っている訳ではない
灰色の霧が辺りにずっと掛かって消えることは決して無かった
先生と付き合う約束を取り付けたなんてきっと周りの人が認めない
友達に相談することなんてとんでもないこと

この霧は友達を追い払い自分の視野を狭くしていく

その頃からだろうか
私が自分を慰めるようになったのは

薄暗いベッドのおいてあるこの部屋、壁には帰って来て掛けた制服が見える
床に座ってベッドに腰かけ静かな中に私の荒い息が響く

ズボンを少しだけ降ろし手をパンツの中に入れて服の上から未発達の乳房をもう片方の手で包む

頭がぼーっとしてきて伝わる刺激に反応することしかしない
視界に移るのはひたすらに服の上で滑る手とパンツが手によって浮き沈みする様子だけだった

だんだん甘い声も漏れてきた
パンツの中の手からも湿り気が感じられる

身も心も幼い女は慰めることで得られる快楽の虜となっていた
自らの手が太腿の間に侵入し純潔を味わっている

激しくなる動きの中でビクッと体が震え、足の痙攣は止まらない
紅潮した恥丘に手を置いて背中は床に落ち
天井を見上げながら柏尾菜々は大人を学んだ
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