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ドアの隙間
第9章 ふたり
欲望に応えてくれる彼に身を委ねると、すぐに不安は解消される。
そう、身体は繋がっていた。心も繋がっていた。けれど普段の生活の中で突然不安にかられ、彼を執拗に求めてしまう事があった。



「ただいま。……どうした、今日は凄いね」

取り寄せたきわどいランジェリーと赤い唇で彼を誘った。玄関で彼のベルトを取り去り、疲れた肉の塊を口いっぱいに頬張って幸せを確めた。壁を背にして立ち、クラッチ部分が縦に割れた淫らなショーツで男を誘いにかかった。

「一人で寂しかったの」

彼はすぐさま鞄を投げ出す。

「どこが?」

「……ここ、ここよ」

「あぁ、可哀想に」

彼は服を脱ぎながらそこに顔を押しつけて愛撫を始めた。私は右膝を抱えて見せ付け、彼の髪をくしゃくしゃと撫でる。

「素敵、素敵よ」

急に立ち上がった彼が、私の右膝を抱えた瞬間、逞しいそれをずぶりと突き刺した。

「ああっ、あなたぁ……」

ずっしりと隆起したものが私を歓喜させる。

「今日はお仕置きだ」

夫が私の腰を抱え上げて寝室へ移動していく。しがみつく私に性具を隠した引き出しを開けて見せ付け、「どれがいいかな」と意地悪く笑った。

「あっ、いいっ」

宙に浮いたまま彼に突かれて腰が跳ねる。更に高く抱き上げられた私は、熱くなっていた女陰に一瞬の空白を感じたが、すぐに力を増したものが差し込まれた。

ブゥ――――――ン………

「はっ、はっ、こ、これ、はぁぁっ、んんっ、あ、あなたぁぁ……」

「ほぅら、奥までいくよ。逃げられないからね」

お仕置きが始まった。
乳首を噛まれ、逃げようとする腰をぐっと引き寄せられる。

「い、いやぁ……」

「ほら、しっかり足を絡ませていないと落ちるよ」

「ああっ、許して、許して」

ぐりぐりと奥をこそぐ動きを膣がぎしぎしとと締め付けていく。

「あ、ああっ、ん、んああっ……」

抜き差しされる度、モーター音と水音が妖しく絡まりあって淫らな興奮を掻き立てた。

「こっちの方が好きなんだろう奈津美、ん?」

「ち、違うの、違うああっ、だめ、ああっ、そ、それやめて、やめてぇぇ……ん、んぐぅ……」

激しく腰を振って昇天してしまった私は、力尽きてベッドに落ちた。
モーターの音が床で響く中、夫は私の両手を縛り、目隠しを施した。

「次は私の番だ」

妖しい囁きに女陰が疼く。





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