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ドアの隙間
第4章 頭と心と身体
「こ、こんな……い、いやですっ」

義父は背後に回って肩に手を置き、耳元で囁いた。

「奈津美さん、拒否はできないんだよ」

それは悪魔の囁きのように冷たく響き、選択肢などないと私に釘を刺した。
乳房に下りてきた熱い手は、乳首を摘まんで強く潰した。

「はうぅぅっ……」

痛みが走り、全身に鳥肌が立つ。身体を捻って抗おうとする私は、どうしようもなく感じてしまっている女を鏡の中に見た。好きにしてぇ……、そんな声さえ聞こえる。

彼は肩にキスをしながら手を下へと伸ばし、強引に足を持ち上げて膝を開かせた。

「あぁ…やめて……」

「やめないよ」

Mの文字が更に開く。

「見てごらん」

「恥ずかしいからやめて……」

鏡の女は後ろ手に縛られ、膝を開かれて女陰をこちらに晒している。

「ほら……」

義父は、私の陰部を両手で隠すと、亀裂の両側に指を並べ、左右にぐいと開いた。

「あぁこんなに」

「だ、だめぇ…」

閉じる、また開く、花弁がひきつる程に開き、蜜口が見えてしまう。

「あぁ…っ、や、やめて……」

あまりに酷い辱しめに涙を浮かべ、心を乱しながら、私は鏡の女に見入っていた。
義父は私の横に来て「見せてごらん」と優しく頬笑む。そして私の許しも得ずにそこを覗き込み、舌舐めずりをして顔を埋めた。

「あぁ……」

私は膝の裏を掴んで開き、義父に舐めてもらっている姿を鏡に映した。

なんて淫らな女……

チュル……

「はあぁぁっ…」

腰が震え、更に膝を開く。鏡がはしたない女を映し出す。
いやらしい奈津美。あんなに足を開いて。お義父さんに、あそこを……

「手を、手をほどいてください…」

「疲れたかい? 私の言う事を、ちゃんと聞けるなら……」

そう言いつつ、蜜を熱く啜る。

「んんっ、き、聞きます、お願いですからほどいてください」

両手が自由になった私に義父が囁いた。

「奈津美さんのそこに、指を挿れてごらん」

悪魔の囁きに思わず首を振る。

「拒否はできないだろう」

「そんな…」

「ちゃんと聞いてくれる筈だよ」

彼の言葉は女陰に響く。そう、言うことを聞くと言ったんだから……

私は、大きく開かれている自分の秘所に、右手の中指をゆっくりと挿入していった。

お義父さん、見て、見て……
鏡の女が赤い唇を舐めた。

ああぁ……

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