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ドアの隙間
第5章 女の影
義父は無理やり私を脱がせたようとする。

「い、いや……お願いやめてください」

両手を押さえつけて義父が言った。

「悟史に抱かれたら、私の所へ来なさい」

「ひ、酷い、……」

「悟史に何をしてもらった……ん? 言ってごらん?」

何度も首を振った。

「……やめて、やめてお義父さん……い……、あぁっ……」

冷たい指が私の中に入ってくる。

「……ここを弄ってもらったかい?」

うねうねと奥を探る。

「あぁっ……いや、やめて」

義父は私の下着を下ろし、膝で脚を押し開いた。

「嫌じゃない筈だ」

義父の冷たい目と熱い囁きに私は疼いていた。指の動きは冷静に私を捉え、そこから溢れ出すものを止める事ができない。

「あぁっ…あぁっ…あっ…あっ…」

また彼を締め付ける、痺れ出す。

あぁ、もう……もう……

指は動きを止め、私の中から抜かれた。

「悟史と何をしたのか言ってごらん?」

ついさっき夫に差し出した身体が、義父に触れられて燃え盛っている。そんな自分を、情けなく認めるしかなかった。

「……お義父さんが、私を放っておくから………私から誘ったんです」

義父の嫉妬を煽る為に嘘をついた。

「どんな風に…」

私は、義父の下着を脱がせペニスを咥えた。

「奈津美さん……」

義父に尻を向けて脚を開き、夫にして見せたように、指をゆっくりと出し入れした。

「こうして、……はあぁぁん」

「……あぁ……悪い子だ……」

熱い息を感じる。
義父の冷たい指が、私の指と一緒にねじ込まれた。

「あぁ……それダメぇ…ああぁっ…」

指の動きが止められても、私は腰をくねらせ、味わいながら締め付けた。

「気持ちいいだろう……ん?」

水音が響く。

「あぁっ…あぁ好き、それ、す、好き、あはぁぁっ……」

堪えきれずに両手で身体を支えた。
義父は熱い舌で尻を舐め回し、吸い付き、噛みついた。痛みが走り腰がひくつく。奥を震わせる義父の指が、痺れるような陶酔を呼び、そして、高みへと私を押し上げていった。

「いっ……、いい、あぁ好き、あぁっ、あぁもう、もうい、イク、イク、イクうぅぅぅっっ……」


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