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ドアの隙間
第2章 夏の夜
夫は私の脚を開き、陰部に熱い息をかけながら、広げた舌を押しあてた。

「あぁ……」

熱い舌は亀裂を上下して、私を痺れさせる。

目を閉じた。
尖らせた舌が花弁を開き、ゆっくりと深い場所へ下りていく。そして蜜を絡め取り、またゆっくりと上がっていく。

「あぁん……」

目を閉じた私の脳裏に浮かんだのは、私のそこに舌を這わせる義父だった。

……違う

慌てて目を開けると、蕾に唇を被せ、舌で啄んでいる夫が見える。

「あぁっ…」

思わずのけ反る私の陰部を両手で開き、舌を伸ばして中を擦った。階下で目にした光景が、今と重なって私を困らせた。
目を閉じるとすぐに義父が現れ、あの舌で私を舐める舐める。

あぁ…
中が熱い

ジュルジュルと音を立てる蜜口に、吸い付いているのは、義父の唇……

「あぁ……あぁダメ……あぁっ」

腰が動いてしまう。

「あぁっ、……あなた、きて……」

「奈津美、今日は凄いね」

指で奥を確かめた夫は、溢れ出した私の愛液に悦び、いきり立ったペニスを一気に突き立てた。

「あぁっ!」

何度も激しく突かれながら、目を閉じると義父に突かれてしまう。
腰を振った。

「あぁ……、奈津美、し、締まる……」

卑猥な音を立てながら、夫は私の乳房に顔を埋めた。

「あぁ……最高っ、ううっ、んんっ」

蜜が流れ出るのがわかる。中が痺れて熱い。高まっていく、もうすぐ、もうすぐ……

ペニスを締め付け激しく腰を振った。
階下で義父母が交わり、その二階で私達が交わる。その淫らな情景に酔いしれ、義父に挿入されて昇りつめる。

「あぁ、あぁっダメ、あぁ、あなた、許して許して、……もう、イク、いくわ、あぁっ、あっあっ、あぁぁぁアア……」

「お、俺も…うぅッ、んんっ」

私は自分自身に呆れながら、悪くない密かな楽しみを見つけた。
誰も知らない淫靡な夢。早くも身体を火照らせる程の……

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