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カワリバンコ
第2章 舌
その先端がいきなり押し入ってきました。

あっ、なに、これ!

内側から押し広げられました。

いままで感じたことがないくらい目いっぱい広げられました。

ああっ、だめっ!

それが中に進んできました。

えっ! あっ! だめっ! あっ! くるっ!

めりめりと私の内側の肉が抵抗しています。

でもかまわず奥へ進んできます。

あっ、だめ、なにっ、あっ、へんっ! なにかくるっ!

次の瞬間。

ずんっ!

スピードを持って、その先端は私の奥まで届きました。

「はうっ!」

いままで誰も触れたことのないところに、深く入り込みました。

内蔵を押し上げられたのを覚えています。

あえぎ声にならないほどの勢いで、喉から空気が吐き出された覚えています。

でもさだかではありません。

その時、私は……真っ白に吹き飛ばされました。
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