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背徳の迷宮
第2章 運命
ー潤sideー
肌寒さが感じられる様になった
11月上旬。
この日は、いつもより早い
午後2時に目覚めた。
いつもの日常は、遅い時間に起床して
夜中に帰宅の毎日。
カーテンを開けると
久しぶりの日中の日差しを感じた。
まだまだ、この時間は暑い。
「いい天気だ。」
独り言を呟き、
寝室を出ようとドアを開けると
「…あアん!ハアハア…んああ!」
…ん?女の喘ぎ声か?
止む事のない女の喘ぎ声が聞こえるリビングに
向かった。
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