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背徳の迷宮
第1章 求婚

不安な要素を考えるのは止めて、
呆然と景色を眺めていると
静かにタクシーが停まった。


「あ…」


私のマンションの前だった。
この気まずいまま明日を迎えるのは嫌だなと思い、
車内から降りようとしたのを止めて、真吾に向き直る。


「真吾?…ごめんなさい。あの…」

「悪いのは景子じゃない。私のせいだから。
景子、私は…」

「っっ!真吾!本当にごめんなさい!
そうよね!結婚するまでは嫌だったんだよね?」


何故が、真吾の続きの言葉を聞くのが怖くなった。
咄嗟に真吾を遮って早口で話し、
真吾の表情を見る余裕なんかなく、
おやすみの挨拶を言い捨て一目散にマンションに入って行った。





この時、
真吾の言葉を…
表情をちゃんと見て入れば良かったのだと
後になって後悔する事になるとは夢にも思わなかった。




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