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背徳の迷宮
第2章 運命
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「まあ、AV 観なくても俺は、女がいっぱい
居るからな」
時間を確認しながら、自慢話をしてやる。
「相変わらずモテすぎでしょ。オーナーは…」
俺の自慢話にシンは不貞腐れながら、
AV の続きを見はじめている。
「オーナーは、今日休みでしたっけ?」
「あぁー兄貴の婚約者に会うんだよ」
シンは俺のこの話しに
高速で顔の向きを変え
瞬きが多くなり、
「あれ!兄弟いたんですか?!」
「は?なんで?」
「オーナーは独りっ子だって聞きました。」
「誰から?」
「噂でですかね?」
おいおい…
他にも色んな噂がありそうだな…
物思いに浸っているとシンが
「その話し…俺が広めちゃっていいですか?」
数秒だけ考えるが
「…そんなに話し広めたいんだな。」
はい!
と言わんばかりの万目の笑顔。
止めるだけ無駄みたいなので承諾することにした。
「変な噂は流すなよ?」
「はい!」
風呂場に向かう俺を
笑顔はそのままのシンはニヤニヤしながら手を振っていた。
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