この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夏の出来事
第8章 ちづるの失態

「バイバイの前に、抱きしめていい?」
ちづるは、少し考えてから頷いた。
タクミはちづるをぎゅっと抱きしめた。
タクミの暖かさを感じると
「ふ、、、ん、、ん、んん、、」
また涙が出てきた。
さっき、いっぱい泣いたのに、、。
なんの涙なのか、もう分かんない。
でも、タクミ君の胸、、。
暖かくて安心する、、。
「いっぱい恥ずかしい思い、させちゃったね、、。
俺の事、嫌いになった?」
ちづるはタクミの胸の中で首を横に振った。
「俺はちづちゃん、好きだよ。」
タクミはちづるの口に優しくキスをした。
タクミは「じゃあ、ね。」
と、出ていった。

