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夏の出来事
第14章 妄想
ローターのブーンという音。
シャワーの水の音。

それだけだった。

「ぁ、ぁ、、ぁあ、、」

クチュ、、、。

アソコから汁が垂れる。
お尻まで、垂れてきてむず痒い。
モゾモゾと、お尻を動かす。

また波が押し寄せる。
イキたいのに、イケない。

「ぁ、ぅ、、ぅ、、」

しばらく、ちづるは動かなかった。

「は、、はぁ、、ぅ、う、」

時々押し寄せる快楽の波。
 
でも、決してイケない小さい波。

、、、、、。
これじゃあ、イケない、、、。

「はぁ、ぅ、、」

ちづるは一点を見つめている。

「はぁ、、はぁ、はぁ、、」

ちづるはふと考える。

18の子が、こんなにも色々慣れてるなんて、変じゃない?

タクミ君て、、誰?

どういう人? だっけ、、。

タクミ君が、狂ってる人だったら、、。

頭のおかしい人だったら、、。

どうするの。

もし 

これを、ビデオに撮ってたら、、?

考えるとゾッとした。

そんな事、する訳、ない、、!

私が 縛ってって言ったんだもん、、!

「はぁ、、は、はぁ、はぁ」

そう、、だ!

あたし、縛ってって言った、、!

それに ビデオなんて 持ってなかった。

手ぶらで、ここにきた。

でも、、、。

小型のカメラとか、Gパンのポケットに持ってて、、。

ちづるはタクミの脱ぎ捨ててあるGパンを見た。

「はぁっ、は、ぁ、はぁ、、、ぅ、、」

写真じゃなくても、このままお金、取られたりしたら、、?

あたし、、

おかしく、なって る?

なんで、、、こんな事、考えちゃうの、、?

ちづるは悪い妄想を止められずになる。

怖い、、、。

怖い。
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