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すきまクラブ
第2章 2. 遠足
バスが到着すると、地図と集合時間が渡され、それまで班で自由行動ということになった。
さやかは麻衣と岬と翔太と、翔太の親友のタカヒロと同じ班だった。
歩き始めると、翔太が岬を避けていることに気がついた。
はじめは気づかなかったが、ずっとタカヒロと喋っている。
岬が話かけても、最低限の返事しかしない。
次第に岬も元気がなくなっていったが、ちょうどそのころ、お昼の場所に到着した。
「ちょっと、いい?」
さやかや麻衣とレジャーシートを広げていた岬に、翔太が声をかけた。
「・・・なに?」
目を合わせない岬に、いらだった翔太が、岬の腕を掴んで
「いいから、こっちこいよ。」
と連れて行ってしまった。
「あちゃー・・・ ケンカ?」
タカヒロが「まいったね」と、女子たちのとなりに越を下ろした。
「大丈夫かな?ふたりで」
心配する麻衣にタカヒロは
「ふたりの問題は、ふたりで解決するのです。」
と、大仏さまのように手のひらを見せて目を閉じた。
「ま、それもそうだね。お弁当食べよー」
さやかも少し気にはなったが、とりあえずお弁当を食べることにした。
お弁当箱を開くと、お母さんが気合を入れて作ってくれた「遠足特製弁当」がとてもおいしそうだった。
ところが、中身に気を取られていると、蓋についていたお箸が落ちて、ぬかるんだところまで転がってしまった。
「あー!!!おはしがっ!!」
急いで拾いに行ったが、泥がついてしまった。
「しょっく!洗いに行ってくるわー」
ご愁傷様ーというふたりの声に見送られて、さやかは洗い場を探しに行った。
少し離れたところにトイレが見えたので、そこの手洗いで洗うことにした。
おはしを洗っていると、トイレの裏の林のほうで、岬と翔太の声が聞こえた。
さやかは麻衣と岬と翔太と、翔太の親友のタカヒロと同じ班だった。
歩き始めると、翔太が岬を避けていることに気がついた。
はじめは気づかなかったが、ずっとタカヒロと喋っている。
岬が話かけても、最低限の返事しかしない。
次第に岬も元気がなくなっていったが、ちょうどそのころ、お昼の場所に到着した。
「ちょっと、いい?」
さやかや麻衣とレジャーシートを広げていた岬に、翔太が声をかけた。
「・・・なに?」
目を合わせない岬に、いらだった翔太が、岬の腕を掴んで
「いいから、こっちこいよ。」
と連れて行ってしまった。
「あちゃー・・・ ケンカ?」
タカヒロが「まいったね」と、女子たちのとなりに越を下ろした。
「大丈夫かな?ふたりで」
心配する麻衣にタカヒロは
「ふたりの問題は、ふたりで解決するのです。」
と、大仏さまのように手のひらを見せて目を閉じた。
「ま、それもそうだね。お弁当食べよー」
さやかも少し気にはなったが、とりあえずお弁当を食べることにした。
お弁当箱を開くと、お母さんが気合を入れて作ってくれた「遠足特製弁当」がとてもおいしそうだった。
ところが、中身に気を取られていると、蓋についていたお箸が落ちて、ぬかるんだところまで転がってしまった。
「あー!!!おはしがっ!!」
急いで拾いに行ったが、泥がついてしまった。
「しょっく!洗いに行ってくるわー」
ご愁傷様ーというふたりの声に見送られて、さやかは洗い場を探しに行った。
少し離れたところにトイレが見えたので、そこの手洗いで洗うことにした。
おはしを洗っていると、トイレの裏の林のほうで、岬と翔太の声が聞こえた。

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