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すきまクラブ
第2章 2. 遠足
よく聞こえないが、言い争っているのは確かだ。
さやかは心配になって、近くまで行ってみることにした。
かなり奥のほうに行ったようで、なかなかふたりの姿は見えない。
やっと見えたところで、足に木の根が引っかかって立ち往生してしまった。
ふたりを見ると、岬が大泣きしている。
断片的に聞こえてきた会話から察するに、さきほどのバスの車内での会話が翔太は気に入らないようだ。
「俺はオトナじゃなくて悪かったな。どうぜまだ車も買えないし、免許もとれないよ。そういうのがよければ他のやつと付き合えば?」
いつもの翔太のとぼけた感じではなく、冷たい声が聞こえる。
岬は
「そんなつもりで言ったんじゃない。別れたくない」
と泣いている。
別れる別れないという話をしているようだ。
状況は思ったより深刻かもしれない。
出て行きづらくなって、さやかはひとまずそこの草むらに隠れていることにした。
そのあともふたりは言い合いを続けていたが、ひとしきりぶつけ合ったのか、声が穏やかになってきた。
ふたりは手をつなぎ、小声で何か話している。
翔太が耳元で何かを言って、それに岬が何か小声で答えている。
少し笑っているようだ。
もうそろそろ大丈夫かな、とさやかが草むらから出ようとしたとき、
ふたりがキスをしているのが見えた。
あちゃー・・・
出づらくなっちゃったな。
しかも戻るに戻れないし・・・
さやかが草むらで隠れているとは知らず、ふたりは盛り上がっている。
さやかは心配になって、近くまで行ってみることにした。
かなり奥のほうに行ったようで、なかなかふたりの姿は見えない。
やっと見えたところで、足に木の根が引っかかって立ち往生してしまった。
ふたりを見ると、岬が大泣きしている。
断片的に聞こえてきた会話から察するに、さきほどのバスの車内での会話が翔太は気に入らないようだ。
「俺はオトナじゃなくて悪かったな。どうぜまだ車も買えないし、免許もとれないよ。そういうのがよければ他のやつと付き合えば?」
いつもの翔太のとぼけた感じではなく、冷たい声が聞こえる。
岬は
「そんなつもりで言ったんじゃない。別れたくない」
と泣いている。
別れる別れないという話をしているようだ。
状況は思ったより深刻かもしれない。
出て行きづらくなって、さやかはひとまずそこの草むらに隠れていることにした。
そのあともふたりは言い合いを続けていたが、ひとしきりぶつけ合ったのか、声が穏やかになってきた。
ふたりは手をつなぎ、小声で何か話している。
翔太が耳元で何かを言って、それに岬が何か小声で答えている。
少し笑っているようだ。
もうそろそろ大丈夫かな、とさやかが草むらから出ようとしたとき、
ふたりがキスをしているのが見えた。
あちゃー・・・
出づらくなっちゃったな。
しかも戻るに戻れないし・・・
さやかが草むらで隠れているとは知らず、ふたりは盛り上がっている。

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