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束縛されるなら君に
第6章 6
「仕事してない高校生だから嫌なの?」

蜜で濡れた指が花弁をゆっくりと撫でる。

「あ…っ、そう、じゃな……っ」

花芯に触れる。

「や、あぁあ……っ」

前に、後ろに、指は緩やかな動きで私の熱を高めていく。


「じゃあ、何?」

「……瀬田くんが……私のこと…嫌いになった時に困るでしょう?」

私の言葉に瀬田くんの指が止まる。

あれ……私、変なこと言ったかな……?


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