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束縛されるなら君に
第2章 2
言ってることはある意味酷いんだけど、それでも何とか思いとどまってもらおうと提案した。

「今さらお姉さんぶってもダメですよ?俺は彩さんがいいんです」

白衣が開かれて中のシャツのボタンに手がかかる。
細くて長い指が一つ一つボタンを外していく。

昨日私をイカせた指。
昨日私を翻弄した指。

思い出した私の負けだった。
言葉は拒否しても体が受け入れ始めてる。
乳首は触られてもないのに勃ちはじめ、服を脱がされただけなのに花弁が濡れて広がっていく。

「彩さん?これは無理矢理ですからね?」

念をおすように瀬田くんが笑う。

こいつはホントに高校生か!

そう思ってしまうほど瀬田くんは私の心を軽くする方法を知っていた。



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